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[2013.07.01]
 北海道に住んでいながらこの題材取り上げないのはどうよ?と思い、今回は岩見沢というか栗山の浄土宗「萬年寺」に納められて供養されているお菊ちゃん人形を紹介しようと思います。全国的にも有名だから、皆さんもご存知とは思いますけど…髪の毛が伸びるその人形は、古ぼけた着物を着た身長40センチの市松人形で、まず異様な風貌に驚かされます。 


 私が感じた違和感は、目が黒目だけで瞳がない!黒い樹脂かガラスのようなものが埋め込まれているのだけど、それが自然光に鈍く反射していて…。少し開かれた口元は顔全体に笑みを浮かべた表情を作ってはいるものの、どこか強張っているようにも見える。そして、問題の髪の毛は長く伸びて足下にまで達している…。 
 人形の由来はこうで… 
大正7年8月15日、まぁお盆ですわ。札幌で開かれた大正博覧会を見物に来ていた鈴木永吉さん(当時17歳)が、妹の菊子ちゃん(当時2歳)の土産にと市内の商店街でオカッパ頭で胸の鳴る日本人形を買い求めた…。兄からもらった人形を菊子ちゃんは、とても大切にしていたみたいなんですが、大正8年1月24日、風邪をこじらせたようで、3歳で生涯を終えてしまう…。 
 
 葬儀の際、永吉さんは人形を棺に入れて送り出そうとはしていたそうなんですが、何故か入れ忘れてしまったそうで…。出棺後、発見された人形を菊子ちゃんのお骨と一緒に仏壇に安置し、生前の菊子ちゃんを思い出しながら朝夕回向したという…。 
 
 その後、樺太に移住する事になった永吉さんは、昭和13年8月16日、菊子ちゃんと自身の父親のお骨と共に、箱に入れた人形を萬年寺に託し、樺太に出発したらしい…。 
 
 戦後、2人の追善供養のための萬年寺を訪れた永吉さんは驚いた!明らかに人形の髪が伸びている!間違いなく以前の人形よりかなり髪の毛が長い!不思議な事もあるものだ…と、永吉さんは改めて人形を寺に納め、永年供養を願い出たそうで…。 
 肝心の人形の髪の毛なんだけど、よく伸びたのは今川準応住職の時のようで、最近はほとんどが伸びてないそうなんだけど、1982年頃から、人形の口が確実に開き始め、顔つきが少し大人びて来ているという怪異が起きている…。確かに、昔の写真と比べたら明らかに口が開いてもいたし…。もし訪れるような方がいるなら、ご供養の意識を持って、萬年寺に行ってみてはいかがでしょう…? 
[2013.06.15]
 最近、パワースポットのブームなようで…本州最北端に位置する下北半島の中央に広がる「霊場・恐山」もパワースポットとして有名な場所ですよね?862年、天台宗の僧侶、円仁により開山された聖地で、高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊場として知られている…。 
[2013.06.01]
 気がついてみたら、このブログって、予言の話って結構多いみたいですよね?何も、私は終末論者でもなければ、宗教に傾倒している訳ではないんですけどね…。今回も、予言というか、最近ある本で、とんでもない記事を発見してしまったんで、紹介しようと思います。以前このブログの中で”童謡”というテーマで”かごめかごめ”を紹介した事がある…。 
[2013.05.15]
 マニキュアというと西洋から入って来たものですけど、爪を赤く塗る習慣は江戸時代に「爪紅」と呼ばれるものがすでにあったようで、九州や四国では、最近までホウセンカの花で爪を染めていたみたいですね…。爪を赤くすると、蛇にかまれないとか、カッパに引き込まれないとか言われていたらしい…。 
[2013.05.01]
 この手のものは、意外と作り物が多いのだけど、九州は佐賀県の西部にある伊万里市といえば、磁器(伊万里焼)や陶器で有名ですが、実は評判の観光スポットがある。「松浦一酒造」という所…。17代当主の田尻徳麿氏が、全国的にも珍しい”カッパのミイラ”をガラスケースに保管し、無料で一般公開している。 
[2013.04.14]
 北海道と本州じゃ動物の生態系って、結構違ったりしますよね?本州でよく見かける動物や昆虫が、北海道ではいない!という場合もありますよね?クワガタムシはいても、カブトムシはいないとか(近頃は、いる場所もあるらしいけど…)… 
[2013.04.01]
 法事の事、コラムにしたら意外とお客様辺りから評判良かったもんで、今回は香典の事、書こうと思います。当たり前の事なんで、おさらいの意味で、読んでくれたら幸いです。香は文字どうりの「お香」の事ですよね。また、香典の典は、元々「奠」という字であり、「すすめる」(香を供える)といった意味合いを持った言葉です。 
[2013.03.15]
 日本の海に見られる奇観といえば、まずは富山湾の蜃気楼でしょうけど、確実性でいったら八代海の不知火(しらぬい)でしょうね。まず、名前が格好いいし(笑)。不知火は、八代海に突き出た宇土半島の沖の海上に見られる不思議な火の事ですよね?出現は夜半から未明で、伝説によると、今から千数百年前、景行天皇がここを旅した時、沖の怪光が、暗闇の海上より天皇を無事に海岸へお誘いした。ただ、その火というか光の主が知らずの火であるため不知火と名付けられたそうで…。 
[2013.03.01]
 こんな仕事をしていると、僧侶や神官ではないのだけど、よくそれらの事を聞かれる事も多い…。今回は、皆さん当たり前過ぎる事ではあるのだけど、法事の事をおさらいする意味で、テーマにしてみました。(笑) 
[2013.02.15]
 最近、北海道のネタ少なかったんで、今回は、私が経験したちょっと変わった話を掲載しようと思います。駒ヶ岳って、函館方面に行ったらありますよね?昔、昭和50年代の事…何となく、フラッ~と大沼のほうへ、一人で出かかけた時の事なんですけど…。 
PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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