伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:1] [昨日:1] [1330] rss feed
[2013.05.01]
■カッパのミイラ
 この手のものは、意外と作り物が多いのだけど、九州は佐賀県の西部にある伊万里市といえば、磁器(伊万里焼)や陶器で有名ですが、実は評判の観光スポットがある。「松浦一酒造」という所…。17代当主の田尻徳麿氏が、全国的にも珍しい”カッパのミイラ”をガラスケースに保管し、無料で一般公開している。 


 このカッパのミイラの由来が、1983年、母屋の屋根の葺き替え工事の最中、大工の棟梁が「梁の上にこんなものが…」とボロボロの紐でくくった黒い箱を持って来た…。蓋を開けると中から奇妙な動物のミイラが出て来たという…。 
 更に黒い箱を調べてみると、箱には「河伯(かはく)」と記された墨書きがあった。ものの本によると、これはカッパを意味する事が判明。以後「水神」として同所に祀られている。 
 
 戦国時代、田尻家は筑後の国、田尻村の豪族で、今から403年前に鍋島直茂公によって肥前国下松浦郡山代村(現伊万里市山代町)に所領を与えられ、定住の地とした。この田尻村の飯江川にカッパ伝説が伝わっており、その田尻村から山代村に移住する時に、このミイラを持って来たのではないか?と推測されている。 
 
 このカッパのミイラなんだけど、私の感想では、作り物っぽくない!というのが一番ですよね(笑)。あからさまに作り物がたくさんある中で、これはかなりのものなんですわ。全身が青カビに覆われていて、体長は70センチ前後、足を折り曲げ、顔をこちらに向けて横たわっている。後頭部に頭髪らしきものがわずかに残っており、頭頂部には皿らしき窪みもある…。 
 たださ、顔の横に出っ張っている巨大な目玉なんかはかなり不気味で、カッパ=愛嬌のある妖怪というよりは、SF映画に出て来る異星人という感じですよね…? 
 
 伊万里を訪れた際には、是非立ち寄ってみてはいかがでしょう…。カッパは伝説上の生き物という印象は強いですが、北海道ですらカッパが実際いた!とされているから、本当に実在するUMAかもね? 
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(0)

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
※コメントは承認後に掲載されます。
*お名前:
メール:
URL:
*コメント:
PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
ブログ検索