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[2010.05.01]
■ツタンカーメン 死の翼
 ピラミッドをはじめとする巨大な遺跡群がそびえ立つエジプト…。私たち現代人の好奇心をかきたててくれる素晴らしい古代史のミステリーである事は間違いないですよね?今も多くの人々がはるか昔のエジプト王朝を解明しようと発掘調査に訪れる…。エジプト発掘の歴史の中で世紀の発見といえば、もちろん1922年の王家の谷で発見されたツタンカーメン王の墓なのではないでしょうか? 


 紀元前1338年に18歳(20歳とも言われている)で没したとされる青年王ツタンカーメン…。時のエジプト王朝の栄華を示すかのように、王の顔には黄金のマスクが被され、3500もの副葬品も盗賊に荒らされる事なく発見された…。 
 
 発見した考古学者のハワード・カーター博士と発掘の出資者カーナボン卿が狂喜乱舞したのも当然で、全ての品を合計すると、一国の国家予算をはるかに超える価値がある!といわれるほどだったらしい…。 
 
 しかし、墓の内部の石壁には「ファラオの安息を破るものは、死神の翼によって打ち殺される」という呪いの言葉が、冥府神アヌビス神の像と共に刻まれていた。墓発見のニュースに沸き立つ中、一陣の砂嵐が王の墓の上を駆け抜けていき、その中から一羽のタカが西の空に向かって飛び立ったとも言われている。タカは王家の象徴だった鳥であり、西の方角はエジプトで「来世」を意味していた事から、発掘隊員の中には不吉な前兆として不安に駆られた者もいたという証言も残されている。 
 そして!その不安は的中する!発掘直後、カーターが発掘現場に持ち込んでいたカナリヤが、コブラに飲み込まれるという事件を皮切りに、関係者が次々謎の死を遂げていった…。発掘から半年後に最初の犠牲者が出る!出資者のカーナボン卿が蚊に刺されて肺血症を起こし、滞在していたカイロのホテルで急死する!高熱を出し、ベッドでのたうち回りながら「彼の呼ぶ声が聞こえた…。彼に着いて行く」とうわ言のように繰り返しながら…。更に彼が死んだ時、カイロ中の電気が消え、彼の愛犬も同時に息絶えた…。 
 
 関係者の恐怖心をそれ以上に増幅させたのは、ツタンカーメン王のミイラを分析した医者のリード教授の発表だった!ツタンカーメン王の頬に小さな傷があり、それはカーナボン卿が蚊に刺されたのと同じ箇所だったというものだ! 
 カーナボン卿の死を発端に堰を切ったように、関係者に突然の死が襲いかかる…。発掘作業の協力者メイス教授、フルール教授、財宝の管理者リチャード・ビーゼル卿等、王の遺品を預かった博物館関係者や墓の見学者まで及んだという…。その後1929年までにツタンカーメン王の墓の発掘に関わった20人のうち13人が病死か事故死に遭っている。科学的には、ツタンカーメンの呪は、墓内部のカビが人体に有害だったため等、様々な説が唱えられているが、一番危険を被る危険性のある発掘の現場責任者であるカーターは、その後66歳まで生存した!何故か?さすがのツタンカーメン王も、カーターの発掘に対する情熱には勝てなかったのかも知れませんね…? 
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タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
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