■善光寺
私が住む伊達の隣町の有珠にも同じ名前のお寺ありますが、蝦夷三官寺の善光寺ではなくて、「牛に引かれて善光寺参り」で有名な、長野市の善光寺の話…。その成り立ちのエピソードは、なかなか興味深い…。
善光寺に納められている善光寺如来…。これにまつわる話は、遠く仏陀の時代のインドまで遡る事になる。長者の娘・如是姫の病気が全快したお礼に、長者は、竜宮の黄金で阿弥陀如来を作った…。これが百済に渡り、さらに欽明天皇の13年(552)、百済から日本の朝廷へ献納された。しかし、当時はまだ仏教は異教であって、それを排撃する輩が安置所に火をつけたために、如来像は川の中に緊急避難されていた!それを信州の本田善光が川から引き上げ、背負って持ち帰り、善光寺に安置したと伝えられている…。

この善光寺が、仏教という性格上、インターナショナルな話なのに対し、九州の高千穂、山陰の出雲と並ぶ、日本創世記の神話の里である諏訪は、さすがに日本の神々の雰囲気に満ち溢れた土地であって…。
諏訪の始まりは、高天原の使者に喧嘩を吹っ掛けたタケミナカタノカミが、この地に永久追放された事による。タケミナカタノカミは、ここでヤサカトメノカミと結ばれるのだけど、ひょんな事から2人は、諏訪湖の南と北へと別居婚をするのさ…。そして毎年、冬の寒い日の朝方、タケミナカタノカミは対岸のヤサカトメノカミに会いに、凍り付いた諏訪湖の湖面を渡って行く…。その時に氷が割れて、1本の道筋が湖面に出来上がる!それが有名な「御神渡り」と呼ばれる神秘的な現象ですよね…?
