■還暦
数え年61歳を迎えて人の健康と長寿を祝う「還暦」。「還」は「戻る」という意味で「暦」は十支の事で、十支十二支の事です。十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10通り、十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12通りですよね…。この組み合わせが60通り存在し、生まれた年から十干がめぐって同一のものに戻る事から、還暦は「本卦還り」とも呼ばれる。
還暦の祝い事は「年祝い」と呼ばれます。起源は古代中国といわれ、還暦を迎えると、親類たちは本人の家に寄り集まって盛大なお祝いをするならわしとなっている…。親族はこの時、本人に赤い頭巾やちゃんちゃんこ、赤い座布団等を贈る。これは還暦に「新しく生まれ直す(=赤ちゃんに戻る)という意味が込められているからですよね…?平均寿命が現代より短かった昔の人にとって、その喜びはかなりのものだったんでしょうし…。

また、還暦にはそれを祝う家族や周囲の人が、長寿のパワーを分けてもらうという意味もあります。
現代の還暦は、子供や親族たちが本人に感謝を伝え、長年の働きをねぎらう節目の行事となっている。ただ最近では男女ともに日本人の平均寿命も長くなり、61歳ではまだまだ若々しく、仕事も現役という方が多いのも事実ですよね…。
