■ガネーシャ
皆さん、ガネーシャって知っていますかね?たぶん皆さんもよくご存知だとは思うんですけど…。とにかく、インドの神話の中でもひと際異彩を放っているのが、ガネーシャではないでしょうか…? インドの神話はなかなか馴染みもないし、誰が誰なのか区別をつけるのも難しいとよく言われるんだけど、その中でガネーシャですわ!この姿はたぶん一度見たらまず、忘れる事が出来ないくらいのインパクトだと思う。何せ顔が”象”ですもん!
ねっ?一度くらいは皆さんも見た事ありますよね…?
ガネーシャは元々、インド神話の破壊の最高神・シヴァとその妻のパールヴァティーの子供として生まれた。生まれた時は、当然2人に似て美しい顔だったようなんだけど…。
ある日、パールヴァティーが彼に自分が入る水浴の番を命じた時「誰だろうが、何人たりともここに入れないように!」と言いつけたという…。ところが、ガネーシャはその命に忠実過ぎるくらい忠実すぎた!父というかその夫のシヴァでさえ入れようとしなかった!激怒したシヴァは、ガネーシャの首を即座に刎ねてしまったらしい…。
子供の死を嘆き悲しむパールヴァティーを見て、シヴァは言った「次にここに通るものの首を刎ね、子供の頭にして、生き返らせてやろう…」と…。
そこに最初に通りかかったのが”象”だった!訳で…。私がガネーシャならかなりシヴァの事恨むわね…(笑)。
ガネーシャとはガナ(群集)とイーシァ(主)を合わせた意味を持つようで、知恵と幸運をもたらす神として、広く今でも信仰されている。インドでは書物の最初に「ガネーシャに帰依します」という言葉を記すのは常識だし、商売を始める時には、必ずガネーシャの名前を唱えて、手厚く祀ってから店を開くという…。インドでは何故か他の神々を最高神として信仰していても、最初にガネーシャの名前を崇める事から始める事もごく一般的に見られるらしい…。
仏教に取り組まれたガネーシャは「聖天」(しょうでん)もしくは「歓喜天」(かんぎてん)という名前になり、特に現世において大きな利益を与えてくれる神として、日本でも篤い信仰を集めている…。
ただ、その仏像というかお姿の形が男女の”象”がお互いに抱き合った合体形である事が多いので、秘仏と扱われる事がほとんどであり、その姿というか像を直に目にする事は、まずマレでしょうね…。もし、マレに見る事が出来たなら、かなりラッキーな事なんで、現世の福徳を与えてくれる神様だから、いっぱい手を合わせて、たくさん祈って下さいね。まして、男女が抱き合っている姿ですから、恋愛事の成就にも絶大な力を発揮してくれるとも言われていますので、恋愛・結婚を熱望している方は特に!