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[2006.07.01]
■七夕
笹の葉サラサラ…7月7日は、七夕っすね。 
ところが、関東以北では8月7日が七夕です。何故か?どうも新暦と旧暦の違いのようで、旧暦だと8月が七夕になる。それと、北日本の7月は天候が安定しておらず、天の川が見ずらいのが一番の理由らしい…。 


年に一度、離れ離れになった牽牛と織女が会うことが許される日…。 
何ともロマンティックな話なんだけど、中国古来の伝説がベースにある。 
 
その伝説は、少しお間抜けな話で、あるところに織女と言う大そう働き者の女性が居た。彼女は気立ても良く、機織りの名人だったようだ。あるところに牽牛と言うこれまた働き者の若者が牛飼いをしていた。彼らは次第に惹かれあい愛し合うようになる…。 
そして、時の天帝に認められ結婚をするのだが、そこからが悲 
劇の始まりだった。 
 
あれほど働き者だった2人がまるっと働らなくなったのだ。 
天帝は銀河の端と端に2人を追いやったという…。ただし、温情で年に一度はお互いが会うのを許した…。 
よっぽど2人でイチャイチャしたかったようで…。(笑い) 
我が国の七夕は、この中国の古事と日本古来の習俗が混交したものらしい…。 
7月になると、遠くから水の神がやって来る…。その水の神を迎えるため、乙女が川や海に張り出した棚の上で機を織る、という棚機姫(たなばたひめ)の信仰が元になっている。七夕ではなく棚機なのね。だからこの織姫にちなんで、女子の裁縫の上達を願ったのが、いつの間にか習字の上達や、学習全般の向上、その他いろいろな願い事を短冊に書いて祈るようになったようです。 
こと座の1等星ベガが織姫星、わし座のアルタイルが牽牛星ですが、ちなみに天の川のことを中国では銀河と呼び、西洋ではミルキーウェイと呼びます。何故か? 
 
ギリシャ神話がベースになっていて、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが赤ん坊だった頃、大神ゼウスの妃ヘラが眠っているのを見つけたヘルメス神が赤ん坊のヘラクレスを、そっと抱き上げ女神ヘラの乳房を吸わせたところ、ビックリして目を覚ましたヘラは思わず赤ん坊のヘラクレスを突き放してしまうのですが、ヘラクレスに強く吸われた乳首から勢いよく乳がほとばしり夜空にかかったため天の川となって輝き出したそうです。だから、”乳の道”ミルキーウエイになったようですね。 
 
近頃、あまり笹の葉に短冊付けて願い事書いているの見かけませんが、古き良き風習が見られなくなって行くのは、少し寂しいですね…。 
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
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