■水
雪も解けてやっと春らしくなってきましたね・・・・。 聖泉・霊泉・聖水・御神水・魔法の水、不老長寿の水・・・呼称は違うけど、日本各地にいや、世界中どこでも現代医学の知識と常識をはるかに超えた奇跡を生み出す不思議な水がある・・・。
有名どころではフランスとスペインの国境近くにあるルールドの泉やメキシコのエル・タラコーテの井戸の水のように、”ガンが完治した”、”見えない目が見えるようになった””歩けなかった者が歩いた”など数えきれない奇跡を起こしてきた水もある。
メキシコのエル・タラコーテの井戸を発見したケビンサイモンは言う。『聖書の中で、イエス様は言われる。(私が与える水を飲むものは、永遠の命を得るだろう・・・。)と。私はこの水が神の水であることを信じている。私はイエス様の意志を継ぎ、彼の水を人類に捧げる』なんともありがたや~って話ですわ。
日本にだって至るところにあるでしょう? そういう水が!
この近辺にだってありますしね。
個人的にはミネラルウォーターとして飲んでも美味しく感じる。
実は昔、九州の長崎に行って素晴らしい水にあったことがある。長崎県の五島列島・福江島の玉の浦町は、キリスト教弾圧時代にも信仰を守り続けた隠れキリシタンの里として知られている。
この歴史ある町の一角に、カトリック系の井持浦教会がある。
・・・。
明治28年、フランス人宣教師アルベルト・ペルーが建てた教会らしいのだが、教会を建てた10年後、彼は故国のルールドの泉を模して教会の敷地に井戸を掘り、洞窟を設けた。
それがいわゆる「玉の浦のルールド」の誕生だったんだけど、この井戸、故国のそれと同じように癒しの奇跡を数々起こしていると聞き、興味があっていったことがある。初めて水の力を感じた水だった・・・。

ただし、これらの水の奇跡のメカニズムは解っていないのが現状だ。衛生研究所の水質検査の結果、通常の水となんら変わりなく、特別な組織ではないことが判明している。現地の立て看板には、洒落た文句が記されていて
『信じないものには、説明は無駄である。信じるものには、説明は無用であろう』って。
たしかにこの種の水は、むろん、すべての人に効果があるわけではない。が、奇跡の実例が多数あることも確かであって、どういうわけか信仰心とも深い関係があるらしい。
私が言えるのは不思議な奇跡を起こす水があって、その水は人智を超えているとしか言いようがない・・・。