■おみくじ
ミレニアムからもう10年っすか…。あっ、明けましておめでとうございます!2010年、平成22年寅年の始まりです。皆さんにとって、平和で幸せな年になるように、心から祈っておりますよ!私が思うには、今年は”まだ”落ち着いた年になるように思いますが…この時期、皆さん神社で元朝参りや初詣に行かれる事も多いと思います。もう行かれてしまった方もいるんでしょうし…。しっかりお参りしましたか?そして、今年一発目の運気をおみくじに託した方も多いのではないでしょうか?皆さんおみくじ引きましたか?
凶を引いた方はまず北海道ではないと思いますが…本州というか、番号を引いておみくじをもらうような所では、しっかり凶どころか大凶まであるんですけどね…。
そもそも”くじ”は、本来神の意思を知る手段として、古くから盛んに用いられてきた。色々な占いの方法の中でもくじの最大の特徴は、完全な偶然性と自動性にある。神託や夢占い等と違って、人格や直感といった要素がまったく介在しないだけに、”より公平な選択”として神の意思を感じ取る事が出来る代物ですよね?
古代の神意を占うくじは、白紙に「仁、義、礼、智、信」の字が書かれていて、どの字がどういう判断か?をあらかじめ決めてあった。その紙をひねって丸めて箱の中に置き、それを鉤で釣った(釣くじ)か、あるいは選択する事柄、物事の順位等を記した紙や木片等を祭壇に備え、祈願した後に目を閉じて引くという方法もあったらしい…。

今日、私たちが神社等で引いているおみくじの起源は、平安時代の僧・良源が「元源大師百籖」というものを考案して、そこに五言四句の漢詩の占いを記し、その意味から吉凶を占ったのが始まりとされている。現在は、神仏の前に置かれた四角や八角の縦長の箱または円形の筒に入っている木や竹の細い棒の先に数字が記されたくじを小穴から振り出し、数字に応じて占いの判断が書かれた紙をもらうという方法(振くじ)が一般的なんだけど、北海道ではあまりなく、つかみ出しが北海道ではメジャーですよね?
くどくど難しい話になってしまったから、ここからは少し皆さんも興味の持てそうな事も書いておくと、皆さん、吉凶の順位って知ってますかね?振りクジの場合はそのランクが7つのものと12のものが一般的なんだけど、7つのものは、大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶で、12のものは、大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶となっている。但し、北海道では、あまりないし、つかみ出しのおみくじでは、まず凶はないですしね…。北海道のおみくじは、大吉>吉>小吉>末吉が正解だと思います。

但し!おみくじを結ぶ時は、必ず指定された場所に結んで下さいね!適当に結ばれたら、後の片付けが大変だし、神社の指定されている木以外は、その木が死んでしまう事もあるんですから…。もし、おみくじが芳しくなかった方は、このむしゃなび占いでおみくじの引きなおしもしてみて!(笑)