■謎の神代文字
かろうじて解読出来る最古の文字は、教科書で習う「甲骨文字」とされていますよね…?漢字の原型とされ、紀元前11世紀頃まで栄えた殷の国で、実際に使われていたそうで…。中国の伝承では、漢字が発明されたのは今からおよそ500年ほど前となっているのだけど、漢民族の王である黄帝の時代に、宮廷の史官であった蒼頡という人物が、鳥の足跡が点々と続くのを見て考え付いたとされている。
後世に描かれた蒼頡の肖像画(線画)が残っているのだけど、髪と髭を伸ばし、木の葉をつづったような着物を着ていて、何よりも驚かされるのは、蒼頡の目が”4つ”ある!文字を発明するくらいの人だから、普通に描かれなかったのかも知れませんが、もう妖怪の域ですわ…。

一方日本では、5世紀の始め頃に渡来人によって漢字がもたらされるまで、文字というものはなかったという事になっている。漢字を崩して日本風にアレンジしたものが片仮名と平仮名で、片仮名のほうは吉備真備が発明したとされている。ところが、日本にも漢字以前の文字といわれる神代文字と呼ばれるものが数種類ある。公式には偽文字といわれ、歴史から抹殺されているのが現状ですけどね…。
この神代文字のうち、北海道に伝わる北海道異体文字というのが、蒼頡の文字に酷似しているらしく、こちらのほうは解読されているので、試みにこれを用いて蒼頡の文字の写しを読んでみると、何と!日本語の読みで解読出来るんだと!

この研究者は、様々な理由から、この人物が大国主命(オオクニヌシノミコト)であったと考えているようで…。出雲を建国しながら、大和朝廷に「国譲り」をしなければならなかった神…。しかも出雲は、中国大陸にまで拡大された大国だったという!確か、出雲地方の神話でも、出雲国はもっと大きな面積の国…っていう神話も残っていますしね…。
かなり壮大で、オイオイの話ではありますし、神代文字のおかれた状況からして、公式に認められる事は難しいでしょうけどね…。