■デジャ・ビュ
初めて訪れた場所なのに来た事があるような気がする…。あるいは今しているのと同じ事を、以前にもした記憶がある…。等の経験を誰でも一度は間違いなく 体験した事があるのではないでしょうか?このような現象を心理学では既視感(デジャ・ビュ)と呼びます。
デジャ・ビュが起こるプロセスを科学的に説明すると、人の記憶というのは、情報を獲得する「記銘」、その情報を保存する「保持」、情報を思い出す「想 起」の3段階から成り立っているんだそうです。
例えば、幼い頃に行ったお祭りの賑わいやウキウキする気持ちは、心の中に記銘された後、保持され、楽しい思 い出として想起されるようなんですね。しかし、記憶力には限界があり、体験した事すべてを保持するのではなく、印象の強かった部分だけを選択するようで す。また、保持する期間が長くなればなるほど記憶は薄れて行くようで、お祭りに行った事は覚えているが、それがいつで、誰と行ったかなどは次第に忘れてし まうのが人間という生き物なのだそうです…。
ようするにデジャ・ビュは、記憶のほとんどが忘れ去られた後、ごく断片的な映像や感覚が残っている状態で起こるようですね。つまり、昔の事はすっかり忘 れて、今初めて来たお祭りなはずなのに、目の前に繰り広げられる夜店や喧騒に刺激され、かすかな記憶が蘇るらしい…。そして「いつかどこかでこの光景を見 たことがある…」と感じるんだそうなんですわ。更には、デジャ・ビュを呼び起こす原因は実際に体験したこととは限らず、昔見た映画の1シーンや写真集の風 景の記憶が心に残り、それがまるで自分自身が体験したことのように、目の前の光景に重なって感じられる事もあるそうなんですよ…。

現実にはデジャ・ビュや夢のメカニズムはハッキリと解明されてないのが、学会でも発表された事実のようです。私だけじゃなく、皆さんも結構経験されてま すよね?デジャ・ビュ…。本当に不思議ですよね。