[2012.04.01]
今回の私のコラムは、少しこのコラムらしくないかも知れませんが、私が生まれて初めてキリンという動物を見た時の印象が、何で、こんな動物が生きていれるのか不思議で仕方なかったのを覚えてます。キリンって、舌が青いんですよね…。皆さん知ってましたか?でも、キリンって、あるビール会社のマークにもなっている麒麟と似ても似つかないですよね?
昔々、中国は明の時代…。永楽帝という時の帝はたいへん好奇心旺盛で、世界中の色々な文物をみる事を好んだという…。
永楽帝につかえた鄭和という家来は、25年間に実に30回も外国へ出掛け、永楽帝に珍しい貢物をするように呼びかけていた。これに応じた国からは、様々な珍しいものが贈り届けられたようで…。
ある時、インドのベンガル地方から一頭の不思議な動物が贈られて来た…。小さな頭に肉質の角、長い首、黄色の胴体に茶色のまだら模様。牛によく似た尾を持ち、巨体に似合わず草食性でおとなしく、歩く姿には一種の気品があった!
動物の名を尋ねたところ、使いの者は「ギリン」と答えた。キリンは英語ではGiraffeだから、発音的に、ギリンに聞こえたんのでしょうかね?それを聞いた人々は、これこそ幻の動物「麒麟」であろう!と噂しあい、国家的な大騒ぎとなった。まぁ、某ビール会社のマークは、この幻の動物の麒麟がマークになっている訳ですけど…。
麒麟というのは中国で古くから伝えられて来た伝説の動物で、竜の頭、シカの胴、牛の尾を持ち、何人をも傷つけずに走り回る事が出来て、その国の帝が徳の高い聖人である時だけ、この獣があらわれるのだ!と信じられて来た。
人々の目の前の奇妙な動物は、この麒麟のイメージにピッタリだったんでしょうね。そのうえ、ギリンというような発音で呼ばれていたのが、中国人の耳には麒麟を表す発音に非常によく似た音に聞こえたらしい…。ともあれ、永楽帝は、「麒麟」の出現によって、「聖人」という事になり、国中にめでたい雰囲気が漂い始めたのは、十分想像がつきますよね?
ベンガルではキリンをアフリカのマリンディ国王から取り寄せていたのだけど、鄭和はそれを聞いて、わざわざマリンディにまで赴いて、さらにもう一頭を献上させる事に成功している。
二頭目の「麒麟」がやって来る日、永楽帝は盛装し、多くの臣下を引き連れて城下の入り口まで自ら迎えに出た!という。翰林院という帝直属の役所では、ここぞとばかり永楽帝の徳を讃える詩をつくり、帝をウンと持ち上げた。
帝は帝で、「麒麟」を迎える言葉として、「伝説の麒麟が、異国の地からあらわれたのは、これまでのお前達臣下が献身的につくしてくれたためである。以後も変わらぬ忠誠を願う」と、おべっかばかりの臣下たちにピシリとクギを刺したという…。こうして大騒ぎのうちにこの動物はキリンと呼ばれるようになった…。だから、その言葉自体、日本でもキリンっいて言われるようになったんでしょうね(笑)。
私から言わせたら、キリンと麒麟は、確実に別物だろう!って、突っ込みたいですけどね。
[2012.03.15]
タイトル見ただけで、オーパーツの好きな方には、ピンッ!と来るのだろうけど、有名過ぎますもんね…。一体アレは、何がモチーフで作られたものなんでしょうか?皆さんも、一度くらいは、本やTVなんかで必ず目にした事があると思いますが、1970年、南米コロンビアの首都、サンタフェデボゴタの付近から、飛行機をかたどったような黄金像が発見された!大きさは十数センチ。ただ見せられただけなら、「金で出来た飛行機のミニチュアだね」と思う程度のものなんだけど、この黄金像が、およそ3000年前のものと判明した!
[2012.03.01]
”ヒトガタ”というUMAをご存知でしょうか?「色白でツルッとした肌の鯨のような生き物」「手足があって人間のように見える」「海面から背中を一部出して浮いている」等、これらは日本政府が派遣した、南極の捕鯨調査団によって何度も目撃された、最新の未確認生物「ヒトガタ」に関するコメントなのですが、最初の発見は比較的新しく、最初は潜水艦だ!と思われていたらしい…。インターネットの掲示板によって広まったというのが、何とも21世紀らしいけど、実は南極方面では頻繁に目撃されているというのが真実のようで…。
[2012.02.15]
占い師や霊能者は、私も含め人の予言をする仕事をしている訳で、とりわけ、人の死というものを聞いて来る方がたまにいるのだけど、私は、”解かっていたとしても”死ぬ日や時間等の占いは、一切受け付けない事にしている…。やっぱり、私たち人間は、非常にデリケートで捕らわれやすい動物ですから、それだけは、タブーにしている。万が一、そのような事を平気で言う占い師さんや霊能者さんがいるとしたら、私はその方を経験上信じないし、否定しますよね…。人間、その時が、明日来ても、今日一日を大切に生きる事のほうが、使命だとも思うんで…。
[2012.02.01]
昨今は、便利なものがありまして、グーグルアースなるものは、ほぼリアルタイムで、世界のあらゆる場所を衛星からの映像で見る事が出来ますよね?私が、一番最初に見てみたい!と思って、見た場所が、このエリア51でして、UFOや異星人に興味がある方ならよくご存知ですよね?「エリア51」とは、ネバダ州にあるグレーム・レイク空軍基地の別名で、1989年、アメリカの自称物理学者であるロバート・ラザーという人物が、ラスベガスのテレビ局で衝撃的な告白をした事に起因しますよね…?
[2012.01.15]
まことしやかにマヤの予言のせいもあるでしょうが、地球滅亡???が囁かれる2012年が始まってしまいましたね…。そうならない事を願って…。
2007年6月21日。長い間隠されて来た、アイザック・ニュートンの直筆文章が初めて一般に公開され、大きな話題を呼んだ!驚くべき事に、そこには人類滅亡の予言が書かれていたんだけど…(結局、人類は滅亡する!という予言には変わりないですね 笑)
[2012.01.01]
明けましておめでとうございます。昨年は大きな震災があり、大変な一年でしたが、今年は平穏な年になるよう、心から願ってはいるのだけど…海外等では、かなりな事が起こってしまうかも知れませんね…。
何はともあれ、今年もむしゃなび及び占いスペース タリズマンをよろしくお願い致します。
最近、玄関や神棚に注連縄つける家減って来ましたね…。不幸があった家は別としても、注連縄飾ったほうが、良いですよ!
[2011.12.15]
大きな震災があった2011年も、もうすぐ終わりですね…。今年も、色々お世話になりました。(多謝)2012年もよろしくお願い致しますね。
お寺の鐘…正式には梵鐘というのだけど、「梵」というのはインドのバラモン教における宇宙の最高原理を表す言葉で、梵鐘は朝と夕方に時刻を知らせるため18回、36回、あるいは108回つかれます。お寺の鐘の中で私たちが一番身近に感じるのが、除夜の鐘ですよね?仏教では人間の心の中にあるすべての悩みの数は108あると考えられていて、大晦日の鐘は、時を知らせてくれると同時に、これらの煩悩を一つ一つ取り除いてくれるという…。
[2011.12.01]
日本を代表する社寺として、1999年に世界遺産に登録もされている日光東照宮…。元々、徳川家康の「日光に小さな堂を建立して祀るように!」という遺言に基づき建造されたそうだ…。3代将軍の座に就き家康を崇拝していた家光が、大規模な社殿の造営を命じる。徳川幕府の威信をかけ、日光東照宮の造営が進められ、工事に関わった総延べ人数は650万人にものぼる。1日平均に換算すると1万3000人になる。費用も当然莫大であり、完成までに現在の貨幣価値にして400億円以上がつぎこまれたといわれている…。
[2011.11.15]
グリム童話に「ハーメルンの笛吹き男」という話があるのをご存知だろうか?有名な話だから、皆さんよくご存知とは思いますが…。だんだらの服を着て、不思議な笛を吹き鳴らす男が、ネズミの害で困りはてていたハーメルンの町に現われる。笛の音につられてネズミがみんな川の中に飛び込んでしまうと、今度は町の人々は笛吹き男に報酬を支払うのを渋り、怒った笛吹き男は、子供たちを笛の音でさらって山の中に消えてしまった!というどことなく不気味な話…。