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[2012.03.08]
■シルバーが八つ当たり 
最近のテレビ報道によると、自転車による人身事故が増えているそうだ。 
それも重大事故が起きていて死亡事故もあり、自動車と違い車両保険に入っている人が少なく、賠償金が払えない事態となっている。 
 
私も自転車に乗るので、事故が心配となった。 
マンションの貸自転車の保険はどうなっているのかと思い、管理会社に問い合わせた。 
 
マンションの駐輪場 


すると、『自転車だけでなく、全ての住民は傷害男保険に入っています』、という回答だった。しかし、私の乗る個人の自転車は保険に入っていなかった。 
 
そこでインターネットで保険会社を検索し、「自転車保険」を調べてみた。 
そして愕然としたのである。 
加入の条件の1つに、「70歳以下」と書いてあった。 
日本社会では、「70歳になったら、自転車なんかに乗るな」ということのようだ。 
 
豊海埠頭から東京レインボーブリッジを見る 
 
それで思い出したことがある。61歳の時の話である。 
女房とマレーシアに旅行した時に、クアラルンプールから5時間ほど先のキャメロンハイランドまでレンタカーを借りようと思った。 
 
ところが、あの国では「60歳以上の人にはレンタカーを貸し出さない」と分かり、仕方なくハイヤーを雇って行った覚えがある。 
 
60歳になった時に、「シニア」と呼ばれ、映画が1000円で見られると喜んだ。ところが、「シルバー」と呼ばれる年になったら、今度は色々と制限されることになってしまった。 
 
豊海水産倉庫前で 
 
今だって私にシルバーシートを譲ってくれる若者はいない。 
同級生の中にも、今でも社会の中枢で元気に働いている者が沢山いる。 
昔は我々のことをシルバーなんて変な英語を使わず、尊敬を込めて「いぶし銀のような・・・」と言ったのではないか!? 
 
 
ここへ越して来たことを境に、車の運転を止めたが、自転車も止めなきゃいけないのか? 
世間では私達のことを、「もう大人しくしていろ」と、言っているらしい。 
そんな世間に反抗して、不良ジジイになってしまおうかなー。 
 
晴海埠頭のモニュメント 
 
(おまけの話) 
私の周りの人はみんな「シルバーパス」を持っている。 
これは70歳以上の東京都民に発行されるパスで、都営交通に乗る時に使える。 
 
1年間の利用料は2万510円で、都営地下鉄、都バス、大江戸線、都電などに無料で何回でも乗れる。 
先輩格の人に聞いたら、『これは絶対お得だから、買え』と言われた。 
 
朝潮運河の橋の上から我が家を見る 
 
そこで誕生月になったので、手続きに行った。 
そうしたら、『4月になったら、手続きをした方がいいですよ』と言われた。 
なんだか話が違うので、よく聞いてみた。 
 
それで分かったことがある。 
パスはいつでも発行するが、4月と10月が区切りとなる。 
だから『3月に手続きをすると、たった1ヶ月の為に半年分の料金を支払わなければならないから損です。ですから、4月に手続きした方がよいです。』 
 
・・・というわけで、自転車保険では八つ当たりしながら、こういう時にはシルバーになってしまう私である。 
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▼コメント(2)
名前:shinji  2012.03.09 13:35:39
自転車は田舎とか、東京でも昭和30年代までは、環境に合っていたけども、現在の過密な東京では、危険きわまりないと思います。  わたしの友人で、歩道を歩いていて自転車にぶつけられ、背骨を痛め、歩行不能となり、一生車椅子の人生を余儀なくされた人がいます。 
名前:H.YAMA  2012.03.08 08:17:52
daisukeyさんからのお褒めのコメントを頂いてから、途端に自分の投稿に自意識過剰気味となり、躊躇してしまう!  
 
シルバーの特典?として「国民健康保険高齢者受給証」が送られてきた。24年4月1日に発行され、有効期限は24年7月31日となっている。僅か3ヶ月間の為に市役所もご丁寧な事よ!とよく読むと、一部負担金2割(ただし、有効期限までは1割)の但し書き付きである。心臓病に高血圧、糖尿病に肝機能不全と老人病で満身創痍の身には、町医者と薬局への支払いが、万単位となっていたが、今では5千円でお釣りがくる。シルバーの特権は、映画だけではない。  
現政府には、立法能力が欠如しているので、このまま、健康保険法が継続されることは間違いないだろう。  
シメシメ!!! 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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