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[2012.03.09]
■もんじゃの町のハンバーガー 
マンションの若いお母さんに私の見付けた築地のB級グルメの話をしたら、『月島に美味しいハンバーグ店がある。』と教えてくれた。 
 
そこで、折角の話なので、そこへ行ってみることにした。 
月島の町を横切る「もんじゃ通り」の両側には、「これでもか!」という数のもんじゃ店が並んでいる。 
この町に「もんじゃ」以外のものを食べに来る人は少ないに違いない。 
 
路地裏にひっそりと佇む「FURUSATO」 


でも、私は「もんじゃ」は好きじゃない。 
他には「とんこつラーメン」、「もつ鍋」も好きじゃない。 
これ等に共通しているのは、「見るからに美しくない」ということである。 
 
ところで、月島のハンバーガーの話である。 
もんじゃ通りから細い路地に少し入る。 
そこは昭和残照ともいえる面影の残っている、私の好きな街並みがある。 
 
昭和レトロの店内 
 
店の名は「FURUSATO」である。 
中に入ると驚く。昔は田舎によくあったレトロな喫茶店である。 
なぜだか若い白人男性が3人、お客として来ていた。 
 
あまり愛想のいいとは言えないオバサンが注文を取りに来た。 
そこで、メニューから「ハンバーガーランチ」を注文する。 
トイレに行く時にチラッと見たら、奥の調理場で若者がパテを焼いていた。 
 
ランチメニュー 
 
肝心のハンバーガーであるが、半分に切ったバンズの内側が焼いてあるのが良い。パテも厚めで良い。レタスとトマトが沢山入っているのも良い。 
付け合わせのフレンチ・フライドポテトも美味しい。 
 
コーヒーのお代わりが自由で、デザートも付いて1000円は納得だった。 
でも、看板に書いてあった「パパとジジの店」のどちらも居なかった。 
なにか人に言えない事情があるのかもしれない。 
 
本格的なハンバーガー 
 
(おまけの話) 
私は家に居づらくなると、外に出る。 
急に思い立つので、誰かを誘っても面倒なので1人で行くことが多い。 
 
映画を見る時は必ず映画好きの女房を誘うが、それ以外はあまり誘わない。 
そんなこともあり、1人残された女房は自分の趣味のことをやったりしている。 
 
もんじゃ通りで競い合うもんじゃ店 
 
家に戻ったら、女房が言った。 
『いい歌が出来たので、読んでー』・・・と。 
女房は時々思い立ったように、俳句のようなものを作る。 
今回の作品は、「勝どきの 高き峯より眺めつる いずくにおわすや 今朝出まし君」であった。 
 
勝手に徘徊する私を窓から見下ろして、「どこへ行ったんだか?」という状況を読んだのだそうだ。 
でも、最後の「君」には少し照れるなー。 
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▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2012.03.09 09:02:05
徘徊老人の行方を心配しながら、愛しの君への愛情あふれる短歌?俳句?が素晴らしい!!!  
このまま帰ってこなければ、もっといい!!  
 
ハンバーグを試食してみようという意欲は、シルバー人間としては大いに買いましょう。  
孫が、北野駅前のマクドナルドにバイトに行っているが、売り上げの貢献しようと思っても、流石に食べられない。  
昼食時に孫に連れられてマックへ行くことがあるが、私は、蕎麦屋か回転寿司で一人過ごす。  
それでも、レトロの街並の中の、西洋風ハンバーグには少し興味が湧いてもいる。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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