■武漢ウィルス(65)・・・PCR検査とはなにか?
新型コロナウィルスの実像が、段々と分かって来ている。
ところが分かりかけたと思ったら、相手は変異してしまっている。
だから世界で開発が進んでいる「ワクチン」も、果たして有効かどうかは分からない。
ワクチンは人工的に抗体を作るのであり、いずれにしても集団免疫を獲得しない限りは新型コロナウィルスは終息しないらしい。
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東京理科大学基礎工学部生物工学科の村上康文教授が、「集団免疫説」を発表した。
「新開発の検査システムを用いた首都圏での抗体検査で、従来の結果を大きく上回る数値が出た。注目すべきは、陽性反応が出なかった例を含む
検体の殆どで、既に何らかのコロナウィルスに感染している既感染を示す反応があり、免疫を獲得している可能性がある」。
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色々な分野の科学者が、色々な学説を発表している。
素人の私は「誰を信じたら良いのか?」と、迷ってしまう。
ただテレビなどの報道は煽るばかりで偏り過ぎていて、違う意見は取り上げない。
これを「テレビ・ウィルス」と言うらしい。
大袈裟に言っておけば後で大したことが起きなくても、「大したことにならずに良かったですねー」と逃げるつもりだろう。
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私は新型コロナウィルスを、そんなに恐れてはいない。
感染が疑われている、3密の場所には近づかないからである。
「もともと酒を飲めないので、夜の街には行かない」、「カラオケにも行かない」、「出掛ける時は、ほとんど1人で行く」、「アルコール消毒、手洗いを励行している」。
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これでコロナに罹ったら、諦めるしかないだろう。
感染した場合だが「高齢者」の条件に当てはまるが、既往症は無いから大丈夫だろう。
死亡者の平均年齢は79.3歳だから、もし私が新型コロナウィルスに罹患して死んだとしても、平均年齢から1年早いだけだから悔いはない。
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人は死ぬと、役所に届ける為に理由が必要である。
持病がある高齢者が亡くなると、今はPCR検査をする。
そして陽性だと、死亡原因は「新型コロナウィルス」として届けられる。本当は誤嚥で肺炎になり、それで死んだのか、或いは寿命だったかもしれないのである。
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(おまけの話)
今回のコロナ騒動で必ず出て来るのが、「PCR検査」である。
よく聞く言葉だが、「これは正確にはなに?」と思い、ネットで調べてみた。
するとこれは英語では「Polymerase Chain Reaction」で、その頭文字からPCRという。日本語では「ポリメラーゼ連鎖反応」のことを言うそうだ。
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これは1983年にアメリカ人生化学者の「キャリー・マリス」によって発明された。そして1993年にノーベル賞と、日本国際賞を受賞している。
これによって大きく進展したのが、犯罪捜査であった。
現場に残された遺留物から採取されたごく微量のDNAから遺伝情報が特定され、それで犯人逮捕に至るようになったのである。
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キャリー・マリスは2019年8月に亡くなったので、今回のコロナ騒動は知らずに逝った。彼の発明したPCR法を、現在は新型コロナウィルスの感染検査に利用している。
しかし彼は重要な遺言を残していた。
「PCRを感染症の診断に使ってはならない」と。
それなのに現在の世界の医学界は、その遺言が生かされていないのである。
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多摩大学副学長の久恒啓一が書いているブログを見た。
【医療は本来、症状を観察して診断するものであり、確かめるために検査がある。先に検査から始まるのは問題がある。
この検査を意図的に使われると、特定の人を合法的に隔離できるなど危険で恐怖社会が到来する恐れもある。だから、キャリー・マリスは「PCRを感染症の診断に使ってはならない」と遺言したのだ】
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