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[2019.12.06]
■台湾グルメ旅(3日目)
(2015年12月27日) 
 
 
朝食を1人で食べてから部屋で少し休み、10時なったので3人で外に出掛ける。地下鉄の「東門駅の店で買いたいものがある」と娘が言うので、お付き合いである。 
 
この街は日本人観光客が多く来るようで、日本語の看板が多い。 
目当てのお茶屋が分らず、ウロウロして地元のお兄さんに聞く。 
 
町はバイクが多く、ベトナムを思い出す。 
でもベトナムと違い、バイクも交通ルールを守っている。 


お兄さんは身振り手振りで、「向こうの方」と言った。 
でもそれは彼の間違いで、道を聞いた場所から10メートル先にその店はあった。 
 
午前11時の開店に間があるので、その先に進む。 
すると先ほどのお兄さんがバイクでやって来て、「ごめんなさい。間違えました」というような素振りをした。 
そんなことだけで、「台湾人は人が良い」と思えて嬉しかった。 
 
高級中国茶屋の陳列棚。 
 
 
目的の店はお洒落でヨーロッパ風の内装で、紅茶でも売っていそうな雰囲気だが、正真正銘の中国茶の店だった。そこで何種類かのお茶の試飲をしてから、数箱のお茶を買う。 
 
ランチは日本に帰化した台湾人の頼さんのお勧めの「點水楼」に、タクシーで行く。台湾のタクシーは、かなり乗っても1000円は行かないから安心である。 
 
小龍包の名店「點水楼」の店内。 
 
 
點水楼は小龍包で有名な高級店で、来ているお客も服装からして違う。 
台湾は貧富の差が激しいように感じる。更に土地成金も多いと聞く。 
 
ある程度以上の人達は、顔付き、服装などを見ても日本人と変りはないので、私でも台湾人か日本人かの見極めは難しい。 
 
點水楼のカニ入り小龍包。 
 
 
この店の名物である小龍包を2種類と、空芯菜の炒め物、チャーハンを注文する。この店の小龍包は普通の店より、だいぶ小さいが美味しい。 
1人5個ずつの予定で注文したら、足りずに追加した。 
 
食後に地下鉄で1駅のところにある別ブランドの「マンゴー氷果」に行く。いま台湾では「マンゴー氷果」が大流行で、元祖を真似した店もたくさん出て来ている。 
 
夜市は庶民の社交場。みんな食欲旺盛だ。 
 
 
マンゴー氷果を食べた後に、またタクシーに乗り、再度、101に行く。試しに運転手に中国語で「イー・ゼロ・イー」と言ってみた。 
すると運転手は「OK,ワン・オー・ワン」と答えた。 
 
私の中国語が通じたのである。 
降りる時になって運転手が運賃を中国語で言ったのには驚いが、そこまでは私は分らない。 
 
私は年のせいか、あまり衛生的でないように思えて屋台では食べられない。 
 
 
外国人観光客が「東京スカイツリーを遠くから見たが、行かなかった」というのも残念に感じるように、観光客の私の場合も101では同じ考えだった。 
 
101のビルの中で家族と別れ、夜景撮影をした同じ場所まで歩いて行った。昼間の101は思ったほど良くなかった。 
写真を見ると、夜景撮影の方が上手に映っていた。・・・ような気がしている。 
 
昼間の台北国際金融センター「101」。 
 
 
(おまけの話) 
夜は郊外の村、十分老街に紙風船(熱気球)を上げに行った。 
個人で行くには遠いし、難しい場所なので、観光バスに乗って行った。 
 
着いた場所はなぜか線路の上だった。 
線路の両側にお店が並び、紙風船の予約とお土産を売っている。 
 
紙風船の4面に文字や絵を書く。 
私の作「ラーちゃん、長命祈願、2015/12/22」。 
 
 
紙風船は紙で作った50センチ四方の袋のような物で、中心に糸で吊り下げられた紙束がある。1つ800円くらいで、係員から筆を渡され紙袋に墨で自分の願い事を書く。 
 
そして紙束に火を付けると、紙風船は勢い良く夜空に飛んで行く。 
これで願いが叶うのだと言うが、この村は巧い商売を始めたものだと感心する。 
 
女房の作。「3+1(+1はラーちゃん)」、「頭と体の健康も」。 
係員の合図で紙風船を放す。 
 
 
イベントは10分もしないで、アッと言う間に終ってしまう。 
少し気になったことがあるので、ガイドに聞いてみた。 
「この線路は廃線ですか?」。 
ガイドは言った。「いや、今でも1時間に1本は列車が来ます」。 
 
また、夜空に飛んで行った紙風船は、どこかに落ちるはずだ。 
火災の心配は無いのか?、 日本ではとても認められないだろうと思ったのである。 
 
夜空にグングンとい昇って行く。これはコントロールの効かない熱気球である。空に紙風船を放ったら、なぜか、気分がスッキリした。 
 
 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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