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[2019.08.30]
■うつ病か?
 
夕食の時に女房が言った。 
女房「X子さんに会ったんだって?」 
私 「うん、マンションの入口でね」 
女房「お宅のご主人が元気な無いようだが、どこか具合が悪いの?と言っていたわよ」 
私 「具合は悪くはないが、最近は元気がない」 
 
深川不動尊の石塀には、古い時代の寄贈石がたくさん残っている。 


そう言えば若い頃と違って、朝起きた時に頭がスッキリしていない。 
食欲もあまり無く、特に食べたいものも無い。行きたいところも無いので、毎日の家出も行先に悩んでいる。 
 
なんとなく体もだるいような気がする。 
もしかしたら、これは高齢による軽い「うつ病」ではないかと、自分で診断した。 
 
寺の入口の大香炉で身を清める。 
 
 
そこでそんな時の特効薬でもある、「深川不動尊」に行ってみた。 
なぜこれが特効薬かと言うと、平日には毎日6回、行われる護摩供養を見るだけで元気が出るのである。この日は小雨で、天候にも影響されて更に元気が出ない。 
 
午前11時の回の護摩供養に行ったら、狭い本堂は100名ほどの善良な老若男女の信者たちでいっぱいで、私は隅の方の臨時の席に座った。 
 
私が以前に彫った「不動明王」(2008年)・・・いまになって見ると下手だった。 
 
 
この護摩供養が派手で、供養の時に燃やされる護摩木の火炎の高さは1メートルにも達する。 
 
更にその時は僧侶の読経がマイクで流れ、10人以上の僧侶が大太鼓2、中太鼓2、ほら貝、鐘、木魚を打ち鳴らす。 
これは外国人から見れば、アメリカの黒人教会のゴスペルのように見えるだろう。 
 
入口右側にある「お守り」、「護摩木」などの売店。 
 
 
護摩供養の終盤には、信者が自分の財布やバッグを手に持って火炎の近くに行き、それを僧侶に手渡して火にかざしてもらう。 
「金運」が付くと言われている。 
 
約40分の護摩供養に参加すると、大体の場合、元気になって帰って来られる。今回もかなり脳に刺激を受けて、元気になったような気がした。 
 
一番小さな護摩木は500円。 
 
 
私は築地本願寺の門徒で月1回の早朝読経に参加しているが、こちらは同じ10名の僧侶が出て来るが、誠に静かである。 
 
築地本願寺は親鸞聖人が開いたので阿弥陀如来がご本尊だが、深川不動尊の方は不動明王である。 
不動明王は怒りの顔で、更に光背は火炎である。 
 
深川不動尊には出世稲荷もある。 
 
 
だから築地本願寺は穏やかで「静」だが、深川不動尊は「動」なのかもしれない。護摩供養に参加して、なんだか体からエネルギーが沸いて来たような気がした。 
 
深川不動尊を出て小雨の中を足取りも軽く、ランチに向かった。 
これでお昼のランチで栄養を付ければ、完璧だと思ったのだが・・・。 
 
社務所の壁は梵字壁となっている。(本堂内は撮影禁止) 
 
 
(おまけの話) 
胡麻供養の後に次は体から確実に元気にしようと思い、栄養を付けるために近くの「いきなりステーキ」の店に行った。 
 
ところが店の前には雨の中なのに、10人ほどの空席待ちの客がいる。 
せっかくステーキを食べて、元気を確実にしようと思った私の思惑は外れてしまった。 
 
「いきなりステーキ」は10人待ち。 
 
 
仕方ないので、すぐに入れた日高屋で「野菜いっぱいタンメン」を食べた。肉が野菜になってしまい、また家を出て来た元の状態に戻ってしまった。 
 
そのまま都バスに乗って家に戻り、どうしようかと考えた。 
そして精神安定の為に、「般若心経」の写経に取り組むことにした。 
 
日高屋の「野菜たっぷりタンメン」・・・520円。 
 
 
7月に中央区のシニア教養講座で初めて写経というものをやり、その魅力に取りつかれた。でもなかなか「やろう」という気にならない。 
 
それでも2ヵ月近くで22枚は書いた。 
そして、この日も1時間40分をかけて1枚書いた。 
これで23枚目である。 
 
最初の頃よりは上手になったが、その先に行けない。スランプである。 
仕方ないので本を読んだら眠くなり、昼寝をしてしまった。 
 
写経「般若心経」・・23枚目。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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