■ミスタードーナツと焼き鳥
ある日のランチに、森下駅近くの老舗洋食店の「煉瓦亭」に行った。
ここで私達が食べるのは「チャーシュー・ワンタンメン」である。
洋食店で中華を食べるその理由は、以前に「和船で花見」の話の中に出て来る。
チャーシュー・ワンタンメンを食べた帰りに、門前仲町駅で降りてミスター・ドーナツに行った。
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その理由は女房が「7月5日からミスタードーナツで堂島ロールとのコラボで「ローナツ」という商品を売り出したので、それを食べたい」と言ったからである。
ところがこの商品は人気があるらしく、残念だがその日は売り切れだった。そこで女房は「門前仲町に行った時は、必ずミスタードーナツに寄ってみて」と言った。
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7月19日の午前中に門前仲町まで行ったので、ミスター・ドーナツを覗いてみた。すると「ローナツ」が陳列台に並んでいるのが見えた。
「お一人様各種1個でお願いします」と、陳列台に注意書きがあった。
そこで「ローナツ」の3種類を1個ずつ買って帰った。
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そもそも「ローナツ」とは何か?
これは堂島ロールの「ロール」と、ミスタードーナツの「ドーナツ」を合わせた造語である。
堂島ロールは以前から三越などで売っていて人気のあるロールケーキであるが、最近はお互いに売り上げ増を狙って、2社がコラボする商品が増えている。
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ライザップと吉野家の「ライザップ牛サラダ」とか、不二家とヤマザキの「チップスターチョコレート」などが有名である。
女房は出掛けていたので、夕方になり3人が揃ったところでローナツを食べてみた。
「感想はどうか?」と聞かれると、甘いもの好きの私でもすぐには答えられない。少し考えてから、「やはりドーナツとロールケーキは別々の方が良い」となったのである。
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(おまけの話)
ローナツを食べていたら、マンションの友人のMさんからメールが入った。「以前にこのマンションに住んでいたYさんと2人で今晩、焼き鳥屋に行くのだが、そこに来て一緒に話をしないか?」という話だった。
「誘われたら断らない」をモットーにしているので、すぐに「OK」と返信した。
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待ち合せ時間に店に行くと、もう2人は来ていた。
そして私はウーロン茶、2人は生ビールで、先ずは乾杯する。
焼き鳥は既に注文してあった。
メニューを見ると、シロ、ハツ、ガツなんてあり、私には外国のメニューみたいでは全く分からない。
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大根と内臓を煮たような「付きだし」が出て来た。
私はこれがいつも納得出来ない。
注文もしていない食べ物を出して、それが無料なら許せるが料金を取る。
外国人にはなお分からないので、会計の時にもめる。
私の経験では、外国ではこのようなことは無い。
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この「付きだし」というのが居酒屋などでの日本の習慣というのは私は理解しているから、せめて外国人観光客の来る店は「テーブルチャージ300円、ただし小皿料理をサービス」と壁に貼り出すか、メニューに書くべきだ。・・・と思っている。
最後のお勘定になったら明細は寄越さず、小さな紙に総額だけ書いてあったが、これでは金額が正しいかどうか確認の方法が無い。
これも外国人には不評であろう。
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MさんとYさんに話は戻る。
Mさんは引退後にマンションの防災の専門家となり、現在はなかなか活躍している。Yさんはまだ50代と若く、現役でバリバリ働いているが電子タバコを吸うのが困る。
2時間くらい話をして解散となったが、店はサラリーマンでいっぱいで、しかも喫煙OKの店なので、煩いし煙いし疲れた。
次回は居酒屋ではなくレストランでの開催を頼んだのである。
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