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[2011.08.31]
■金魚も芸術となる 
日本橋三越デパートの前のコレド室町の5階で「アートアクアリウム展」というものが開催されて、女房に誘われて出掛けて行った。 
 
行く前はなんだかよく分からなかったのだが、名称から判断して、水槽の芸術というようなものらしいと想像出来る。 
 
ダイヤモンドの中を泳ぐ金魚 
 
入場料を1000円支払い、薄暗い会場に入る。 
入ったそこは、なんのことはない。金魚だらけであった。 
水族館のようでもあり、そうではないようでもある。 


大きな水槽に1000匹を越す金魚を入れて、それをライトで照らす。そうしたかといえば、水槽のガラスに覗き穴を作り、そこから覗くと金魚の万華鏡となっている。 
 
和風の行燈の中を泳ぐ金魚 
 
和風の障子のような表現をした光の壁に、沢山の金魚が泳いでいて、それが障子の泳ぐ模様となっている。 
 
要は、陳列の方法が芸術的なのであろう。 
金魚を芸術にまで仕立て上げるという、その才能というか度胸には驚いた。 
 
私は子供の頃から金魚とか熱帯魚を飼うという趣味は無く、飼った経験がない。 
中学生の頃に熱帯魚のグッピーを飼うことが流行ったが、私はその流行りには乗らなかった。 
 
三角を覗くと金魚の万華鏡 
 
だから、1000円も払ってただの金魚を見せられたんじゃ、なんだか凄く損をしたような気分になった。 
「アートアクアリウム展」なんて、洒落た名前が付いていたので、つい騙されてしまった。 
 
「この素晴らしさが分からないのー」と、芸術評論家に言われるかもしれないが、私はこれは好きじゃない。 
 
金魚鉢に1000匹の金魚が・・・ 
 
(おまけの話) 
私の父親の実家は八王子で、代々織物工場を経営していた。 
今は織物は斜陽となり、工場は閉鎖してマンションとなっている。 
 
私の子供の頃には、時々オヤジに連れられて八王子の実家に行った。そこは橋本家の本家なので、屋敷は広く金持だった。 
庭には200坪くらいの池があり、金魚と鯉を飼っていた。 
 
障子の中を泳ぐ金魚 
 
我々が行くと池の鯉を捕まえて、昼ご飯の時に「鯉のあらい」と「鯉こく」にして出してくれた。 
池で泳いでいた鯉は、黒色の食用と色付きの錦鯉だった。 
 
でも、昼に出て来た鯉にはなぜか色付きもあった。 
あれ以来、私は鯉料理も、鯉を飼うことも嫌いになったのだと思う。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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