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[2011.08.22]
■突然の強風と豪雨の中で
新聞で「海の森」を見学出来ると知った。 
1年に1~2回、3日間だけ特別に公開しているらしい。 
 
「海の森」というのは、都会生活から排出されたゴミで出来た島を、緑豊かな森にしようという壮大な計画である。 
このプロジェクトのリーダーは建築家の安藤忠雄氏である。 
 
海の森の入口 


8月19日にY君を誘って見学に行く約束をした。 
当日の午前6時半に、Y君から電話があった。 
『天気予報は雨のようだが、行くの?』 
私は、『予定通り』と言って電話を切る。 
 
東京テレポート駅から都バスで15分位の中央埠頭前で降りる。そこから徒歩でまた15分くらい歩くと、海の森に着く。 
現地では、東京都の係員が案内役をしている。 
 
東京ゲートブリッジが間近に見える 
 
坂を上り一番奥まで行ってみる。 
右手に新しく完成した「東京ゲートブリッジ」が見える。 
歩いていると、途中から雲行きが怪しくなって来た。 
空が真っ暗になり、パラパラと雨も降って来た。 
 
先端に着いた時には豪雨になっていた。 
しかもこの場所は「風の森」という名称で、特に風が強いと知った。 
 
横殴りの風雨で、テントに逃げ込む観光客 
 
東京都の職員がテント小屋を張っていたので、そこへ駆け込む。 
 
横殴りの雨が降り付けて、全身がずぶ濡れとなる。 
いつまで待っても雨は止まない。 
諦めて帰って来たが、Y君が電話して来た時に止めにすれば良かったと反省している。 
 
結局は、なにがなんだか分からない内に帰って来た企画だった。 
 
木の枝に被せた風よけのネット(風の森付近で) 
 
(おまけの話) 
雨避けに入ったテントは横の幕が無いので、横殴りの雨には全く役に立たない。 
 
Y君がどこかに電話している。 
聞こえた会話では、119番に電話をして救助を要請しているようだ。 
私は、『少しオーバーじゃないか?、河の中州に取り残されたわけでもないし、水がここまで来る筈もないのだから・・・』 
 
東京都港湾局が手配してくれた無料バス 
 
119番の方も、そんな電話には慣れているのか、主催者の東京都に電話を廻した。 
東京都も困っているようで、「検討中です」との返事だ。 
 
このままいてもどうにもならないので、下の駐車場まで降りて行った。 
そして暫く経った頃に、予告も無く東京都港湾局が手配してくれたバスが来て、我々を東京テレポート駅まで送ってくれた。 
 
Y君の119番が東京都を動かしたのかもしれないが、定かではない。 
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▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2011.08.22 10:05:24
震災の映像を見慣れた為なのか、自衛隊や警察・消防の皆さんの献身的な活動に何時も感動していた。  
その映像の中に今回の己の事態を見出したような気分となった。  
猛烈に吹き付ける突風と豪雨の中で、陸の孤島に取り残されてしまったことに気づき、「災害救助」の電話をした。  
最初は、千葉県の119番へつながり、そこから都内へ転送してもらったが、119番でも未完成の「海の森」の所在地が判らないようだ。現状の非常事態?を説明するのだが、判ってもらえない。  
話を交わしている内に動揺が収まり、気恥ずかしくなって東京都の職員に代わってもらい、救助要請が嘘で無い事を説明してもらった。  
一段落して、様子をみていたら、再度携帯がなった。  
119番からであった。いたずら電話か?の確認かもしれないが、丁重に説明を繰り返し、やっと収まった。  
考えてみたら、とんだ迷惑をかけてしまった。  
ゴメンナサイ!! 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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