■500円に腹を立てる
6月20日の早朝の5時に伊達に向かって家を出発した。 我が家から20分くらいの大泉ICから高速道路に入る。
こんな早い時間から高速道路は混んでいる。1000円効果だと思う。
そこから延々とドライブが始まり、青森までの行程である。
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途中で3回の休憩を入れたが、それでも9時間半も掛かった。もう若くはないので、これはかなりキツイ。
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青森のホテルに泊まり、翌日は8時10分の青森港発、函館行きのカーフェリーに乗る。
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このフェリーが函館まで4時間も掛かる。
函館港から一般道路を走り、八雲から高速道路に乗る。
函館から伊達ICまでは2時間半の道中である。
豊浦あたりからは周りは見慣れた景色となる。
伊達ICを出たら、もう久し振りという気がしない。
『昨日もこの道を通ったよなー』というような気分である。
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コテージで荷物をほどく。
冷蔵庫を開けたら、ゴルフ場の従業員一同からと書いたカードが付いた手作りのケーキが入っていた。
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風呂に入ってから、夕食にお馴染みの寿司屋の文七に行く。そこには10数人の見慣れた友人達が集まってくれていた。ただのオジサンとオバサンをこんなに暖かく迎えてくれる伊達市の人達には感謝でいっぱいだ。
明日からはまた、イコロ農園のTさんに期待されている農作業の毎日が始まる。それもまた楽しみである。
(おまけの話)
東京から730キロ走って青森に到着した。
その日は土曜日であったので、高速料金は政府の経済政策により、たったの「1000円」であった。
本来の料金なら1万3500円である。
青森に近付いたら、高速道路の出口に『青森』と『青森市街』と2つの表示が出ていた。
私の予約したホテルは市街地にあるので、迷うことなく『青森市街』を選ぶと、そこでゲートを通過して1000円が課金された。
そして、わずか3キロくらいで青森市街地の出口となった。
すると、なんとそこにもゲートがあり、500円が課金された。
730キロも走って来て1000円だったのに、わずか3キロくらいで500円を取られたことに非常に腹が立った。
後になって落ち着いたら、500円でこんなに腹が立った自分が可笑しかったが、今になっても、なにか釈然としていない。