■死ぬとき心はどうなるのか?
(2015年4月8日) 最近の私の話題には「お迎え」、「逝く」、「徘徊」などが多いように自分でも思っている。
これはそれを恐れているのではなく、「それは避けられないことだ」と認識しているからで、最近では「もう、いつ来ても大丈夫」という心境にまでなっている。
(今回の写真は私が以前に自分で彫った仏像です)
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そんな時にNHK/BS1の放送でジャーナリストの立花隆が出演し、3夜連続で「死ぬとき心はどうなるのか」という番組を放映していた。
これを録画しておき、一気に3回分を見た。
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「人が死ぬ時にどうなるのか?」は誰もが気になっている。
それを科学的に解明しようという番組だが、結局は今のところは良く分からない。
しかし、「一度死んだが、戻って来た」という人は大勢いる。それを臨死体験と言う。私もそんな経験をしたいものだと思っているが、いまだにそんなチャンスに恵まれない。
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臨死体験をした人の話には必ず出て来る現象がある。
「自分が歩いて行くと、そこには明るく光り輝いている綺麗なお花畑があり、向こうから先に亡くなった母や兄弟が私を手招きして呼んでいる」
「そちらに行こうとしたら、後ろから(まだ行っては駄目だ)という声が聞こえて現実に引き戻された。あのまま行けば、私は死んでいただろう」という話である。
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また体外離脱という現象もよくある。
「重病で手術をしている時に、自分の体から魂だけが離れて行って、病室の上から手術をされている自分を見ていた」。
これは麻酔でこん睡状態だったのに、手術後に本人が詳しく手術の話をするのでみんなに驚かれる。
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私も体外離脱は是非とも経験してみたいが、重病になったことが無いので、その機会に恵まれない。その番組でも取り上げていたが、世界中の科学者が真面目にこの問題を科学的に証明するために研究している。
「脳の中の幻覚」という説もあるが、それだけでは説明出来ないのが現在の科学水準である。
でも、なんでも科学で証明してしまうのも、寂しい気がする。
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番組では結論が出なかったが、どうも「死んでも心は残りそうだ」。
だからこそ世界中で、昔から祟りとか、心霊現象とか、背後霊とかの話題が絶えないのだろう。
女房は引越す前の家で「座敷童子」を見たし、スイスの古いホテルでは「幽霊」を見ている。
私はどちらも見たことが無いが、UFOはカナダで見たことがある。
でも、誰も信用してくれないのが残念だ。
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(おまけの話)
私の母は86歳でアチラの世界に逝った。
一時的にボケたが奇跡のように治ってしまい、最後まで精神はシッカリしていた。そんな母にある時、私の姉が言ったことがある。
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「あの世ってあるのかしら?」、「あるならどんなところなんでしょう?」までは良い。
その後に続けて、「お母さんが行ってみて、嫌なところだったら、なにか合図を送ってね」と言ったのである。
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母は呆れていたが、「もし嫌な場所だったら、みんなに分かるような合図を送るわね」と応えたのである。
どちらにしても、我が家は変な家族だ。
そして母が亡くなってから15年が経つが、今になっても母からの合図が無いところをみると、アチラの世界も悪くないのかもしれない。
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