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[2019.12.04]
■台湾グルメ旅(1日目)
(2015年12月25日) 
 
「勝どき通信」の定期便が来ないので、「入院でもしたかな?」と思っていた人もいるかもしれないが、実は家族3人で3泊4日の台湾旅行に行っていました。 
 
今回が私にとって人生最後の海外旅行になりそうなので、女房、娘の希望を何でも受け入れて気ままな旅をして来た。 
 
「EVA航空」はハローキティでお出迎え 


私の希望は「台北国際金融センター101の写真を撮る」ということだけである。 
女房は「良いホテルに泊り、フカヒレ、アワビ、ロブスターを思いっ切り食べる」である。 
 
娘は色々とあって、「キティちゃんのエバー航空に乗る」、「マンゴー氷菓と芋頭豆花を食べる」、「占いの寺に行く」、「夜の九份に行く」、「紙風船の十分老街に行く」、「お洒落なお茶屋に行く」など、盛りだくさんである。 
 
機体だけでなく、機内もキティづくめだった。 
フォーク、ナイフ、スプーン、枕、屑入れ、トイレの紙さえもキティだった。 
 
 
羽田空港から行く台湾は桃園空港ではなく、昔の台北松山空港に到着する。私達の泊まるホテルは日系のホテル・オークラで、台北市の中心の中山交差点からすぐの交通の便の良い場所にある。 
 
台北に到着後、ホテルでゆっくりして、午後6時頃になってから、今回の旅の第一回目のグルメのフカヒレ、アワビ、ロブスターを食べに行く。 
 
ホテル・オークラのロビー。ドアマンは左側は女性で、日本人だった。 
 
 
娘が調べておいたレストランは高級店らしく、あまりお客がいない。 
最初に出て来たフカヒレ姿煮込みにたまげた。1人前が土鍋一杯分もある。 
 
生れて初めて、こんなに沢山のフカヒレを食べた。ロブスターも大きい、アワビも出て来る。女房はご満悦だが、私は財布が心配だ。 
お勘定になったら思ったよりは安く、1人前は1万5000円だった。 
 
土鍋に盛られて出て来たフカヒレの姿煮込み。もったいないが、少し残した。味は本場の中華風であるが、私は日本の中華料理店の味付けの方が好きだ。 
 
 
夜は私の希望の「台北国際金融センター101」の夜景撮影である。 
ホテルのボーイに事情を話し、タクシーに乗り撮影に適した場所に連れて行ってもらう。 
 
どこの国でも同じことを考える人はいるもので、先客の撮影班が4人もいた。ビルの名前にもなっている「101」は、101階の意味で、私の住むマンションの2倍ほどの高さである。 
 
大きなロブスターの半身が出て来た。 
 
 
撮影を終り地図を調べると、マンゴー氷菓の本店「マンゴーチャチャ」が近いと分った。タクシーに乗り、その店に連れて行ってもらう。 
 
この店は東京・青山に店を出している人気店で、常に順番待ちで3時間は並ぶそうだが、ここでは並ぶ必要は無い。一番値段の高いものを注文し、3人で食べる。 
 
マンゴー・チャチャの本店。 
 
 
大きな器にマンゴーが敷き詰められていて、その上にマンゴージュースの凍った塊を薄くフワフワに削って山盛りに載せてある。マンゴーアイスクリームも乗っている。美味しいー! 
 
これで2000円だが、ここで一番安いメニューは1000円で、それと同じものが青山では2800円だそうだ。 
その比率で行くと、私たちが食べたものは青山なら5600円となり、さすがに高過ぎて日本ではメニューから外してある。 
 
499元の豪華版。この店で一番高い。1元は約4円。 
 
 
(おまけの話) 
ホテルに戻りゆったりと風呂に浸かり、台湾の古い友人に電話をする。 
1人目はプロカメラマンの古さんである。 
 
彼は以前に私の会社の寮に住み、東京写真大学に留学生として来ていたことがある。彼の家族がカナダの永住権を取得するためにオタワに住んでいる時には、私は女房と2週間ほど遊びに行ったこともある仲である。 
 
101の夜景。 遠くからも見える。 
 
 
電話に出た古さんは「台中は新幹線に乗れば、45分だよ。明日、来ないか?」と誘って来た。 
今回のグルメ旅の目的を話して、「今回は行けない」と伝える。 
 
彼は「来年の5月に娘と一緒に東京に行くから、その時は連絡する」と言っていた。彼の知り合いに頼さんがいる。 
私は「今から頼さんにも電話する予定だ」と話したら、彼は「ここにいるよ」と言われて驚く。 
 
歩道橋から撮影。私の他に4名のカメラマンがいた。 
 
 
頼さんに電話を代ったが、彼も元気だった。 
若いと思っていた頼さんも63歳になったそうで、工場経営も思わしくなく、「来年くらいに引退する」と言っていた。 
 
彼のお父さんと私は親しくしていて、お父さんの病気見舞いにも行ったし、亡くなった後はお通夜も葬儀も納骨にも立ち会った。 
私が今までに一番深く付き合った外国は台湾である。 
 
タクシーのフロントグリルにスマホのカバーを並べて商売している運転手。このタクシーに乗った時は驚いたが、その逞しさに感心した。 
 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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