■ベトナムに行く(2)・・・・ホーチミン着
(6月14日) 金曜日の午後12時30分に家の前からタクシーに乗って、日比谷交差点まで行く。
最近のタクシーは小型になって3人分の大きなスーツケースが乗り切らず、仕方なく2台のタクシーに分乗して行く羽目になった。
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日比谷交差点の交番の近くに成田空港行の「1000円バス」の発着場がある。リムジンバスもあるが、そちらの料金は3100円で特別なことをしてくれるわけではないから、乗客はドンドンと1000円バスに流れている。
以前にリムジンバスの発着場の箱崎に様子を見に行ったことがあるが、そこは1000円バスに客を奪われて閑古鳥が鳴いていた。
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午後1時発の1000円バスは、午後2時少し過ぎに成田空港第一ターミナルに到着した。我々の乗る飛行機は16時45分発のホーチミン行なので、ラウンジに行って休むことにした。
最近のラウンジは、以前より食べ物と飲み物が充実して来たように感じた。しかし飛行機に乗れば、すぐに夕食がサービスされるはずなので、食べ物は控える。
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やっと定刻となり、飛行機は滑走路を疾走し出した。
私は体を座席に押し付けられるようなあのスピードと、離陸する時の解放感が好きだ。
乗った飛行機はB767-300で、ビジネスクラスの座席が狭い。
この機体の場合は、座席が左右に2席と真ん中に1席の、横5席の配置である。
私の席は真ん中の孤島のような席なので、両側が通路で落ち着かない。
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以前にアメリカに行った時は横3席だけで、伸び伸びだったので少し期待外れだった。
でもその分、航空運賃がかなり安いのだから、仕方ないかー。
映画を見たり、本を読んだりしている内に飛行機は午後9時15分にタンソンニャット空港に到着した。日本とベトナムは2時間の時差があるので、約6時間30分のフライトである。
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遅い時間のせいか入国審査場は簡単で、その先の税関職員も眠そうな目で他所を見ていて我々はフリーパスだ。
その先のドアが開くと懐かしの出迎えの人達の群衆で、Mさんを見付けられないでキョロキョロしていたら、向こうから私たちを見付けてくれた。
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3年前と比べると、道路には車がとても増えた。
外の気温は高い、それ以上に湿度が高く汗ビッショリとなる。
すぐに私の顧問先の会社の迎えの車に乗り込み、ホテルに向かう。
懐かしいMさん、懐かしい街並み。
違いは3年前より、格段に車の数が増えたことである。
ホテルまで送ってもらい、その日は終った。
でも興奮していて、ベッドに入ってもなかなか寝付けなかった。
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(おまけの話)
宿泊したホテルの話である。
私達が宿泊したのは「Sheraton Hotel & Towers」という名のホテルで、場所はホーチミン市の中心の1区にあり、観光客に人気のドンコイ通りに面している。
部屋は21階の2部屋を予約しておいた。
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6年前に私がホーチミン市の外れのホテルに3ヵ月間、滞在した時に、女房と娘と友人の3人で私を訪ねて来た時に泊ったのと同じ部屋である。
この部屋はコネクティング・ルームと呼ばれ、廊下から部屋に入る時にカードキーが必要だが、そのドアが開くとその先に2つの部屋が並んでいて、それぞれにカードキーが必要となる。
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本当は私は倹約して、1部屋でエキストラ・ベッドを入れたいのだが、女房が「あなたのイビキがうるさくて寝られないから、別の部屋を取って!」と言われ、それに従ったのである。
私がお金を出しているのに、私は全く主人の威厳が無いのである。
でもキングサイズ・ベットで伸び伸びと1人で寝られる良さもあるからなー。
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最高金額の紙幣は500,000ドンで、約2500円。(左上)
最低は1000ドンで、約5円。(一番下)
1000ドン以下のお釣りの場合は「飴」をくれる。