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[2012.03.13]
■震災1年 メモリアルフォーラム 
3月11日は東日本大震災から、丁度1年目である。 
私もなにか参加したいと思っていたら、日経新聞が主催する「震災1年メモリアルフォーラム」というイベントの抽選に当った。 
 
午後1時から建築家の安藤 忠雄さんの講演が始まった。 
彼は、『人は誰でも自分の持っている風景がある。東日本大震災で失ったその風景を取り戻さなければならない。復興にあたり、原点から考えねばならない。』 
 
日経ホールの近くの神田橋際の梅も咲いていた 


『日本の高度成長を経験した人達では駄目だ。私は若者に期待する。 
日本人は自分の意見を言わない。うやむやに生き、うやむやに人生を終ることを止めよう。 
それには日本の教育を変えなければ駄目だ。没個性の教育を続けていては、世界から取り残される』 
 
経団連ビルの隣の日経ビル 
 
『建築もスクラップ&ビルドは止めよう。これからは見届ける建築が必要である。その為には環境に配慮して、建物の周囲に樹木を植えよう。苗木からそれを育てれば、誰でも思い出が残る』 
 
『今回の大震災では、1人1万円で1万人の募金をしている。100万円を募金してくれた人が160人いる。既に35億円が集まった。それを震災遺児の育英基金にしている。』 
 
日経ホール (その日は満席で、別室で映像視聴者も出た) 
 
安藤忠雄さんの日本人離れした発想は、私は非常に評価している。 
でもチョット気になるのは、あのヘアスタイルは自宅で奥さんに刈ってもらっているのだろうか? 気になるなー。 
 
大震災が起きた午後2時46分には、参加者全員が起立して黙祷を捧げた。 
 
最後に司会者が、『自分の町で被災した福島のガレキ処理を受け入れてもいい人という考えの人は手を上げて下さい。』と言ったら、ほぼ全員が手をあげた。 
どうやら、反対しているのは一部の人だけのようで、報道も偏っている。 
 
大手町のビルのモニュメント 
 
(おまけの話) 
メモリアルフォーラムに行く時に、1階のスーパーで文芸春秋を買った。 
レジは6列あるので、一番端から2番目のレジに並んだ。 
 
すると一番端のレジから少し離れて立っていたオヤジが、『並んでいるんだ』と言った。 
私は意味がよく分からなかったが、『レジ毎に並ぶんじゃないですか?』と言ったら、そのオヤジは『そうじゃない』と、言ったのである。 
 
建設中の東京中央郵便局 (取り壊しで鳩山さんが怒ったビル) 
 
定年を迎えたばかりという雰囲気のオヤジで、男性用トイレに並ぶルールしか知らないらしい。 
私はスーパーの並び方を教えようかと思ったが、こういうオヤジに限って喰ってかかる恐れがあるので止めた。 
 
その後にオバサンが来たが、同じことを言った。 
その内にそのオヤジは私の方を見て、『1つだけなら、先にどうぞ』と言ったのである。 
 
どうやら自分の勘違いに気が付いたようだ。 
社会性の無いオヤジは困ったものだ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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