■浅草でお汁粉と揚げまんじゅう
今回の東京スカイツリーの撮影は浅草からと決めていたので、その前に、浅草寺に寄った。 雷門の前はいつものように人、人、人である。
みんながあの大きな提灯の前で記念写真を撮ろうとするので、大混乱である。
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その上に、最近は人力車の客引きが増えていて、それが更に混雑に拍車をかけている。
それにしても、年寄り風に言うと、「なぜあんないい若いもんが人力車の車夫なんかするんだろう?」という疑問がある。料金から判断すると、結構いい金をもらえるのかなー?
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雷門を入り仲見世通りを進む。
混雑でなかなか前に進めない。
周りから聞こえて来る言葉は、ほとんどが外国語だ。
見た目は日本人のような顔をしているが、殆どが東洋人である。
左手に最近出来た「舟和」のイートインがあったので、そこでお汁粉を注文する。300円也。
隣で台湾人家族3人も食べている。
本店の物と違い、薄くてあまり甘くない。期待外れだ。
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更に先に進み、口直しに九重で「揚げまんじゅう」を買う。
120円也。ここはいつもと同じ期待通りの物だった。
宝蔵門をくぐると左手に五重塔が見える。
右手遠くに東京スカイツリーも見える。
長い間、工事中だった本殿がやっと完成し、美しい姿を見せている。身を清めてから、お参りをする。
お賽銭も奮発して、100円を入れる。
帰りは混雑を避けて、仲見世商店街の裏道を行く。
この道もなかなか趣があって、私は好きだ。
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(おまけの話)
浅草寺でお昼になったので、どこかで食事をしようと思った。ところが、どこの店も満員で、店先に行列が出来ている。
仕方ないので、東京スカイツリーまでの途中で食べることにした。でも、途中にはなかなか食べ物屋がない。
やっとあったのが吉野家である。
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腹が空いていたので、そこに入る。
色々なメニューがあるが、テレビで宣伝していた「牛鍋丼」を注文する。驚きの280円である。
不味くはない。
どうしてこんなに安く出来るのだろうか?
消費者は本当にこんな異常な安さを要求しているのだろうか?