■正月をどう過ごして来たか。
正月の過ごし方を色々と思い出してみた。 子供の頃は元旦の朝に起きると、家族が揃って母が作ったお節料理を食べていた。
その後はカルタ取り、羽根つきなんかしていたように覚えている。
中学生になるとスキーをやっていたので、越後湯沢や志賀高原で正月を過ごした。これは高校2年まで同じだった。
そこで食べる凍った「野沢菜」が美味しかったー。
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大学生になると、・・・と書いてから驚いた。
なにをしていたのか、全く思い出せないのである。
社会人になってからは父が癌で入院していたので、正月らしさは無かったように覚えている。
それが結婚を境に、大きく変った。
料理が得意な女房が立派なお節料理を作り、それが懐石膳に乗って出て来た。そして、和服姿の私に女房が言った。
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『今年の目標はなんですか?』。
そんなことを考えたことのない私はウロタエタ。
2年前の正月までは、姉夫婦と一緒にホテル・ニューオオタニで飛騨高山の絵馬の販売をしていた。
正月をホテルで過ごすという案は良かったのだが、これは飽きたので止めた。
今年はどうかと言うと、そもそも私はお節料理が好きではないので、簡単な物にしてもらい、私だけは2日目からパンとコーヒーだった。
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それでも新年なので、近場の小金井神社にお参りに行った。
正月が終ると、普通は仕事が始まる。
でも、私は始まらない。
私にとっては毎日がお正月みたいなものだからだ。
近所のスーパーマーケットも私の為だけじゃないと思うが、元旦から営業を始める。
そんなわけで、私に正月休みは不要なのである。
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(おまけの話)
今年の干支は「ウサギ」である。
ウサギと言えば懐かしい思い出がある。
昔のことだが、八ヶ岳に別荘地を持っていたことがある。
家族3人で八ヶ岳に行った時に、ドライブインで可愛いウサギを売っていたので、黒と白の2匹を買って帰った。
私は庭に網で囲ったウサギ小屋を作った。
翌日の朝に覗いてみたら、2匹ともいない。これには驚いた。よくよく調べたら、隅に穴を掘り、そこから逃げたのだ。
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やっと捕まえても、また穴を掘って逃げる。
ほとほと参った私は猫にやられる前にと思い、八ヶ岳まで行って、ウサギを買った店に返した。
でも、お金は戻らなかった。