[2010.03.05]
トラを見に行くには朝が早いので、ホテルにモーニング・コールをお願いする。普通は自分でタイマーのセットをするか、部屋の電話で起こされるが、ここでは違う。
イギリス統治時代の良き伝統が続いていて、なんとボーイがミルクティとクッキーを持ってドアを叩くのである。
熱々のミルクティでクッキーを食べてから出掛ける。
ホテルから2~3分のトラの保護区の門の前に行くと、既に10台以上のジープが並んで開門を待っている。
ジープから象を見る
ジープはスズキのジプシーという名であるが、日本で言うジープニーをサファリ用に改造したオープンカーである。
[2010.03.04]
いよいよトラである。
宿泊先のホテルは
Tiger Den という名前で、その意味は『トラの棲みか』である。
午前6時少し過ぎに迎えのジープに乗ってホテルを出る。
外は寒い。気温は4~5度くらいか?予想外の寒さである。
このバンダウガル国立公園は広さが伊達市と壮瞥町を合わせたくらいの大きさで、草原、森林、そして山がある。
6時30分の開門と同時に、まだ暗い中をジプシーはライトも点けずに走って行く。
バンダウガル国立公園
[2010.03.03]
この日は最終目的地のトラのいるタラ村(Tala)までである。
出発時間が少し遅いので、早起きの私とY君は朝食後に散歩に出た。
守衛の居るホテルの門を出ると人力三輪タクシーが居た。
そこで交渉してみた。
私 『カジュラホ遺跡まで往復で幾ら?』
運ちゃん 『わかんなーい。』・・・と言っているらしい。
私 『100ルピーでは?』
運ちゃん 『OK』・・・・これだけは判ったようだ。
カジュラホ村の小学生
[2010.03.02]
午前9時にホテルを出て、グワリオールからカジュラホに向う。相変わらず道路は大混雑である。
途中で、オーチャという町で古い城を見学する。
マハラジャの居城
歴史上の建物らしいが、日本人の私にはあまり興味が無い。
これは日本に来た外国人がお寺を見るのに似ていると思う。同じような物が沢山あるので、2~3ヶ所も見れば満腹となる。
[2010.03.01]
タイを離れて、いよいよインドに入る。
ここからは私とバンコック在住の動物写真家のO君と、東京から同行しているY君の3人旅となる。
午前7時25分発の飛行機でニューデリーに向かう。
ニューデリーからは運転手付きの車で3日間を掛けて、トラの棲むバンダウガル国立公園まで1000キロの旅である。
車窓から
[2010.02.26]
今朝、早く帰国組が帰って行った。・・・・らしい。
6時前にホテルを出たので、私は寝ていて知らない。
朝食会場で出会ったY君は元気である。
そこで私が『昨日、私が行ったワット・ポーに行ってみたい?』と聞いてみた。
Y君は大乗り気なので、地下鉄に2人で乗って出掛ける。
地下鉄の終点で降りて、そこからタクシーを予定していた。
そこにたむろしている人相の悪いツクツクの運転手が声を掛けて来た。『ワット・ポーまで1人150BTでどうだ?』と吹っかけて来る。
真面目なツクツク
[2010.02.25]
帰国組には今日が最終日なので、お土産を買う為に、一緒に出掛ける。
またBTSに乗って、ジムトンプソンのアウトレットに行く。
その後にNARAYAという袋物店に立ち寄り、昼となったのでデパートのフードコートに軽食を食べに行く。
以前にI君が所属しているライオンズ・クラブで世話をしたことのあるタイ人留学生の女性が、姉と一緒にフードコートへ来た。そこで、午後はマッサージ組とお寺組に分かれる。
ワット・ポー
[2010.02.24]
ロサンゼルスから飛び入り参加したO・M君の女房は白人女性である。
彼女はスチュワーデス(最近はフライド・アテンダントと言うらしい)ので、世界のどこへでもタダで行ける。
その亭主もまたタダである。
だからかどうか判らないが、我々の旅に飛び入りしたのである。
彼の女房は同じくスチュワーデスの友人2人を連れて来ていた。
そんな彼女達とアユタヤ遺跡に一緒に行くことになった。
英語と外人に弱いY君は多少であるが、気が重いようだ。
バンパイン宮殿
[2010.02.23]
朝起きてから、ホテルの近くのO君の住まいを見せてもらう。門の入口にはガードマンがいるから、高級住宅のようだ。
部屋は日本風に言うと2LDKと言うのだろうか。それぞれの部屋が日本とは比べ物にならないくらいに広い。
なかなか快適そうな部屋である。
バンコックの交通手段のBTS
[2010.02.22]
1月30日から中学からの友人達5人で、タイのバンコックに住んでいるO君を訪ねる旅に出た。
5人の内の3人は3泊4日で帰国する予定だが、私とO君といつもの同行者のY君の3人は、その後一緒にインドにトラの写真を撮りに行くことになっている。
今回の旅はテレビの番組になるかもしれないという企画の中で行われるので、バンコック空港にはO君とビデオ・ジャーナリストのKさんがカメラを持参して出迎えてくれることになっている。
カオサン通り