■北海道移住のお話(4)
さてさて。ついにシリーズ第4話。 だれもシリーズ化は求めてないって?
今日は前回の続きを。
伊達市への移住を決めて、始めたのは土地探し。理想とする場所を探すため、日夜インターネットを使って売り土地をあさる日々。
そんな折り、「ここめっちゃいいんちゃう!?」と夫が興奮気味にとある土地の画像を見せてくれました。
そこは、目の前が牧草地で、土地は広く、そして古いながらも住居付き。
それが破格の安さ。なんかあるんと違うかと思うくらいの安さ。
周りに建物がないこと、庭が広いことが条件の藤田家の理想にぴったりの場所でした。
「俺、ちょっと見に行ってくる!」
まるでコンビニ行くくらいのノリで飛行機でひとっ飛び。
夫は再び北海道伊達市へ土地を見るために旅立ったのでした。
伊達についた夫から電話がかかってきて、
「もうここ理想的すぎる。家はフルリフォームすれば大丈夫やし、ここにするわ」
その日のうちに契約、わたし京都にいながら伊達市の土地オーナーになってしまいました。
そして、そんな最中に私の体調には異変が起きていたのです。
なんか風邪っぽい。食欲もないし。
あ、なんかご飯の炊けるニオイが気持ち悪い・・・。
この感じ、知ってる。身に覚えがある。
「おめでとうございます。2ヶ月です!」
そう、まさかの、ほんとにまさかの三人目の妊娠発覚でした。
また年子や。ついこないだ妊娠・出産したっばかりやのに。
ここ最近で知り合った人は「あの人いつもお腹大きいな」って思われてるやろな。
1号を妊娠したときは「やった~!できた!」という予想外の喜びがありました。
2号を妊娠したときは「・・・え、こんなすぐ妊娠てするんですか?」という予定外の驚き。
3号にいたっては「・・・冗談やろ」事故にでもあったような感覚。すまん3号。
北海道から戻った夫に伝えました。
「・・・へぇ。」
「へぇ」って!!!!
他人事!!!
「夏には北海道で、藤田家は五人組か。」
SMAPか嵐か、いやドリフタースか。
五人体制やわな。まぁ、そやねんけどさ。
そういうことやなくてさ。
「あっちで産むか・・・」
そう、予定していた移住のタイミングと出産のタイミングがばっちり重なったのです。
そこからが怒濤でした。
ほんまにほんまに濃い濃い1年となるのです。
次回の予告。
「北海道で母子ともに生命の危機!?無事に新天地で出産できるのか!そして家づくりや仕事は・・・」
次回はハラハラドキドキの展開が待っています。最後には全米も泣きます。
ってまた引っ張るんかいっ!!!
ではお詫びにいつぞやの1~3号をお送りします。1号と2号は頭にパンツ被ってます。なにしとんねん。
1号はさらにセクシーポースなんが腹立つ。
