暑いからと言って家にいたらやることが無いので、出掛けて行った。
夏祭りが開催されている「丸の内」と「新橋」に、どんな様子か見に行ってみた。
【ミスト噴射】(三菱美術館前)
都バスを「東京国際フォーラム」で降りると、そこは三菱一号美術館前である。
細い通路を入ると小さな広場になっていて、お洒落なオープンカフェやショップがある。
入口とその先の大きな植木から、ミストが噴射されている。
広場は多くの植物が植えられていて、まるで都会のオアシスのようだ。

広場を抜けて丸の内仲通りに出ると、「Marunouchi Street Park 2026 Summer」の開催中だった。
主催者の宣伝文句には『涼しさを五感で体感できるエリアが登場。それぞれ楽しみ方に違いのある4つのエリアが広がります。「日陰エリア」、「風エリア」、「ミストエリア」、「音・香りエリア」を展開。あなたのお気に入りのエリアを見付けて下さい』とあった。
私がここへ行ったのは7月24日で、このイベントの初日でオープンセレモニーもまだった。そのせいか準備中のエリアばかりで、人もほとんど来ていなかった。

丸の内仲通りを抜けて、東京駅前の行幸道路に行ってみた。
東京駅寄りの場所に盆踊りの櫓が作られていたが、盆踊りは夕方からなので誰もいない。
ここのPRを見たら、『丸の内盆踊り2026では、東京駅丸の内駅舎を背景に祭り櫓を設置し、盆踊りやDJによるJ-POPタイム、お囃子などを実施。会場には丸の内エリアの飲食店による屋台やキッチンカーも並び、富士宮焼きそばやイカ焼きなど夏祭りらしいグルメも味わえる』とある。
この祭りは丸の内で働く人達の祭りなので、始まり時間は終業後になっている。
暇人の私には準備中しか見られない祭りである。

暑くて堪らないので、都バスに乗って「有楽町駅前」まで行った。
そこから日比谷へ向かう予定で日陰を求めて裏通りを歩いたら、工事中の仮囲いに「犬」が描いてあった。
「犬とは珍しい」と思い壁にあった解説文を読んだら、作者は「三野 新」で、タイトルは「To Still the Tremors」だった。これをGoogle 翻訳で見たら、「震えを鎮めるために」だが、犬とタイトルの関係が分からない。
作者の思いは『仮囲いの前に佇む一匹の黒い犬と子犬の姿を通じて、私たちが見過ごしている“揺れ”に目を向けようとしている』である。
ミッドタウン日比谷に着いたら、そこには大々的に映画「トイストーリー5」の宣伝の場になっていた。テーブルがたくさん並べられていて、キッチンカーも準備しているので、夕方からビアホールになるのかもしれない。
暑いので館内に入ったが、この日は特にイベントはやっていない。
出口には大きな看板で「TOKYO MIDTOWN おにぎり総選挙」と出ていた。
看板の文字を読んだら、『六本木・日比谷・八重洲、3つの東京ミッドタウンの個性豊かな「おにぎり」が集結! 和・洋・中、ジャンルを超えたおにぎりの中から、みなさまの投票によって当選おにぎりを決定します』とあった。

ここまで来たのだから、新橋の「こいち祭」も見てみようと思った。
暑い日差しを避けて、JRの線路下の通路を行くことにした。
「日比谷OKUROJI」の通路に入ったら、予定と違って通路はクーラーが入っていなかった。今さら戻るのも考え物なので、そのまま進む。
両側はお洒落な高級店ばかりだが、お客は入っていない。どこへ行っても「夏枯れ」のようだ。流行っているのは表通りで、外国人観光客の来るところばかりのような気がする。

やっと新橋まで行くと、駅前の「こいち祭」のテントは、まだ準備中のようだった。
「こいち祭」は7月23日、24日の2日間の開催なので、この日が最終日だった。
名物の蒸気機関車にも、大きな「新橋こいち祭」の垂れ幕が掲げてあった。
これだけ暑いと熱中症を恐れて、昼間から出て来る人もいない。
会場はガランとしていて、祭りが終った後のような感じである。

ニュー新橋ビルの中を通過して、盆踊り会場の「桜田公園」に行ってみた。
この会場で恒例の「ゆかた美人コンテスト」が行われるのだが、それも暗くなってからだろう。
中央に大きな櫓が組んであったが、いつもなら休憩に来るサラリーマンさえいない。
天気予報では『東京地方は夕方から雷雨』と告げていたので、夕方からの「ゆかた美人コンテスト」が心配だ。暑くて熱中症になる前に、東京BRTに乗って家に帰った。

夕方になったら急に空が暗くなり、雷が激しく鳴った。雨も強く窓を叩いている。
夕方のニュースで雷雨が話題となっていて、午後5時の新橋駅前が出て来た。
雨がザーザーと降っていて、「こいち祭」の屋台の人達が品物を片付けていた。
幟が風に吹き飛ばされ、慌てて係の者が走って取りに行っていた。
せっかくみんなで用意したのに、果たしてその後、雨が止んで2ヶ所の盆踊りは開催できただろうか?

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