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写真で見る東京(154)・・・清澄庭園の「石」

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【清澄庭園の石】(1)
テレビの古い録画を見たら、「清澄庭園の石」に付いて説明している番組があった。
そこで改めて「石」を見に行ってみた。

清澄庭園は都心にある大名庭園の中でも、石の美しさを最も感じ取れる庭園である。
代表的な石には「赤玉石」、「大磯渡り」、「池中立石」、「荒磯」、「枯滝石組」、「八つ橋」、「石橋」、「船着石」などがある。今回は「石を見に来た」のであるから、石が中心の話となる。入園料は150円であるが、65歳以上は半額の70円というバカ安である。

入口を入った左側に「赤石」があるが、この石は佐渡の名石で装飾品や庭石として珍重され、日本三大名石の一つともされている。
兜町の「KABUTO ONE」には渋沢栄一が愛した大きな赤石が置いてある。

「大泉水」と「涼亭」

「清澄庭園」は「明治11年(1878年)に三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が荒廃した邸宅地を取得し、社員や貴賓を招待する場所として造園した。弥太郎は大名庭園を目指して、京都の茶人・磯谷宗庸によって作庭され明治24年に完成。昭和7年(1932年)に当時の東京市に寄付し開園。・・・』

『明治13年に「深川親睦園」として竣工された後も造園工事が進められ、隅田川の水を引いた大泉水を造り、周囲に全国から取り寄せた名石を配して、明治の庭園を代表する回遊式林泉庭園「清澄庭園」として完成した。関東大震災で大きな被害を受けたが、この時、図らずも災害時の避難場所として多数の人命を救った』。

 「佐渡赤玉石」

清澄庭園を象徴するのが「大磯渡り」である。
私は石に関する知識が無いので、この先の多くはネットで調べた解説である。
『ここにはある工夫が隠されている。北側には各地の名石が組まれ、南側には壮大な大泉水が広がり、歩を進める度に景観が交互に変化するように石が配置されている』。

 「大磯渡り」

「大磯渡り」の先には「船着石」がある。
長方形の平らな巨大な石が置かれていて、船着場であるのがすぐ分かる。
『江戸時代はここから舟に乗って、庭園を回遊する池泉舟遊庭園であったことがわかる』。

 「船着石」

大泉水の向こう側には「枯滝石組」が見える。
『清澄庭園のハイライトと言えるのが枯滝石組である。対岸から眺めないと滝に見えないため、ほとんどの人は気づかず通過してしまう。水の流れを丸石で表現し、滝石組の中央には三尊石風に石が組まれている。借景となり築山は富士山を見立てており、サツキやツツジの植栽を数列に配して、富士山にたなびく雲を表現している』。

ここに出て来た「三尊石」というのはネットで調べたら、次のように書かれていた。
『仏教の三尊仏になぞらえ、中央に主石、その左右に脇石を配した三つ組の石組のことで、枯山水などで最も基本的な構成の一つ』。

  「枯滝石組」

大泉水は殆どが開けた場所であるが、入口の右側には林のような場所がある。
緑に囲まれた中にひっそりとあるのが「石橋」である。
『凛とした雰囲気を醸し出す石橋。枯滝石組、大磯渡りに続く清澄庭園の見どころである』。

「石橋」

大泉水の周遊も最後に近づき、「長瀞郷」に来た。
その時、どこからともなく「アオサギ」が舞い降りて、私の目の前で休んだ。
アオサギという鳥は、ほとんど動かない。動く時は優雅に足を運ぶ。

清澄庭園には多くの名石があるが、今回は紹介し切れなかったので以下に名前だけ書いておく。「伊豆磯石」、「伊予青石」、「紀州青石」、「生駒石」、「伊豆式根島石」、「備中御影石」、「讃岐御影石」。
今回の清澄庭園の「石見学」で、改めて清澄庭園の価値が理解出来た。

  「長瀞郷」のアオサギ

(おまけの話)【清澄公園】
清澄庭園に隣接して、裏手に大きな「清澄公園」がある。
この公園の歴史は『関東大震災後、大正13年(1924年)、震災被害の比較的少ない東半分が岩崎家から東京市に寄付され、・・・』

『清澄庭園として整備し、昭和7年(1932年)7月に東京市の公園として開園した。また昭和52年(1977年)には、庭園の西側に隣接する敷地を開放公園として追加開園した』とある。

 モミジの種(赤いプロペラ)

清澄庭園を出て左に行くと、細い道路を渡ったところが「清澄公園」である。
私が行った時は、正面の大きな藤棚の藤の花が満開だった。(4月23日)
この公園は中央が広場になっていて、四方が森となっている。
紅葉する木は少ないので華やかさは無いが、落ち着いた雰囲気がある。

 「ヒマラヤスギ」

ここには秋になると、以前は家族とよく来た。
色々なドングリが生る木がたくさんあり、大小のドングリが拾えたからだ。
いまは木を見ると、ドングリの花が咲いているのが見える。

ドングリの生る木はブナ科の「コナラ」、「クヌギ」、「シイノキ」など数種類のようだ。
この公園では大から小まで色々なドングリが拾える。

「ドングリの花」

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 今日から6月となり、いよいよ梅雨の季節となりました。3日から4日にかけて台風6号が関東地方を襲撃しそうです。
    「雨」は庭石の表情を変えてくれます。石の持つ肌の美しさを増してくれます。まるでお化粧をしたような輝きを増してくれます。ですから雨降りに庭をボーと眺めるのが好きになります。
    久しぶりの雨模様を楽しみに待ちましょう。

  • あの巨大な石をどうやって運び入れたのでしょう。 それも全国各地から取り寄せたとは? 造園時にも、「その石はちょっと右手に、ア、いやもっと左に、」 などと庭師の監督に従うのも、並大抵ではなかったことでしょう。

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