ブログ閉鎖中の話題(2016年5月30日)
ある日のことである。女房から提案があった。
『航空券のマイレージが溜り5月末で期限切れになるので、どこかに行かない?』。
私は女房には全く弱い。ラーちゃんもメスで、我が家でオスは私だけなのだから・・・。

話を良く聞いてみたら、『家族3人で国内なら無料で使えるマイレージがある。四国に讃岐うどんを食べに行くのはどうか?』と2人が言った。
うどん程度なら、我が家の近くにも店がある。
なにもわざわざ四国まで行くこともないと思ったが、後が怖いので黙っていた。

愛媛県にはベトナム人実習生もいるし、道後温泉の歴史的な建物が来年の秋から耐震工事に入り9年間も掛かると知り、その前に写真を撮るのも良いかと自分の中で納得した。女房から「航空券が無料なんだから、旅館は良いのにしてね!」と言われてしまった。

午前9時35分の羽田発の飛行機で松山空港に着き、そこからシャトルバスに乗る。
1時間で道後温泉に着いたら、そこには2人のベトナム人実習生が私を待っていた。
ウェンさんは以前に東京見物に来て、我が家に泊まったことがある。
もう1人のジェムさんはホーチミン市の日本語学校で会ったことがある。

彼女達はここから1時間くらいの場所に住んでいるそうだが、『道後温泉に来たのは初めてだ』と言っていた。
お昼ご飯をご馳走し、カバンいっぱいのお菓子をプレゼントし、抹茶アイスを食べ、ポンカン・ゼリーを食べ、彼女達の将来の話などの相談に乗って、4時間の面談は終った。

ネットで予約した旅館「夢蔵」は料理が自慢のようで、部屋数もたったの7部屋しかなく私達には嬉しい宿である。この旅館は道後温泉本館の真裏に建っていて、部屋の風呂の湯は道後温泉本館から同じ源泉が供給されているそうだ。
道後温泉本館の入浴も入浴券が渡されるので、無料で入れる。

私たちの泊った旅館は、ここでは一番ロケーションが良い。部屋から本館が目の前に見える。道後温泉本館の全景が見えるのは湯神社の敷地からであるが、多くの観光客は知らない。
ここから昼間と夜の撮影を行い、今回の旅行の目的である「実習生に会う」と「道後温泉の写真を撮る」の2つが完了した。

(おまけの話)
道後温泉は公衆浴場で松山市の経営である。
入浴料金は410円だが、私たちは旅館から無料入浴券をもらっている。
建物は3階建ての日本建築で、1階が浴槽、2階、3階に有料の休憩用和室があり、屋上に鐘楼があり、朝6時、昼12時、夕方6時に太鼓を叩いて時を告げる習わしを今でも毎日行っている。

210円を支払い、係員に3人で本館の館内見学の案内をしてもらう。
昭和天皇も入ったという特別な部屋が2階にあったが、天皇陛下は入浴ではなく、お湯を桶で浴びる方式だった。
私は浴槽にゆっくり浸かる庶民で良かったー。
3階には夏目漱石が「坊ちゃん」を執筆するために逗留した部屋も残されている。

『本館に入浴しに行こう』と言う私の誘いに、女房と娘は『汚いから入浴しない。旅館の部屋のお風呂に入るから行かない』と言うので、私は1人で行く羽目になった。
それほど大きくない浴槽は10人も入れば一杯になる。
更衣室で気が付いたのだが、浴槽の中でも聞こえるのは中国語である。
係員に聞いたら、特に台湾と香港からの客が多いそうだ。
もう日本には中国人のいない場所は、どこにも無くなってしまったようだ。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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道後温泉の想い出といえば、学生時代に卒部旅行でクラブの後輩の家々を訪ね歩いたことを今更に思いだす。校長先生の息子が後輩に居て、その実家を訪ねて親御さんに道後温泉に連れて行ってもらった。今でも懐かしく思い出す。その日の夜には九州へ向かわなければならないので、慌ただしく温泉に浸かり、3階?の貴賓室?で汗を流しながら寛ぎ先生のお話を上の空(失礼!)で聞いた事を思い出す。あれから60年以上経ってしまったが、再訪は叶わなかった。
道後温泉の思い出。2泊3日で、本館すぐそばの旅館に泊まったが、本館の三等と二等に何度か入り、個室休憩室で休んで明治の気分を味わったが、それ以外これといったすることもなく、ぼやけた旅になってしまった。