■北海道へ移住のお話。最終回。
ここ数日の忙しさが半端なくて・・・。 ブログさぼっておりました。すんません。
夫は先週からアクセサリーの買い付けや本社に出張などがあって飛行機ばっかり乗っております。
その間、1人で仕事と家事と育児なのでフル回転しておりました。
さてさて。本題へ。今回はbunga伊達店オープンまでのお話を。
夫からこちらでもセレクトショップをすると聞いた時は、半分ちょっと冗談やと思いました。
こんな田舎でセレクトショップをするなんて無謀やと思ったのです。
洋服なんて今どきはインターネットで買えちゃうし、それにおしゃれなショップなんて伊達市のどこにつくるのさ、と。
「いいところ見つけてある。場所選びに関しては昔から嗅覚があるのですよ・・・」
それが現在の店舗でした。この場所を見た瞬間になぜか「私はこの人に付いていこう!!」と決意が生まれたのでした。
それからは開店までの準備が急ピッチで進みました。
まずは店舗つくり。試着室や飾り棚、バックヤードなどを作らなくてはなりません。
夫は手先が器用でものつくりが得意な人。
試着室もバックヤードも飾り棚もせっせとDIYしてくれました。

今までは看護師としてしか働いたことのない自分。これから「家業」を担う立場になりました。
お店づくりが進む中、私はアパレルの勉強をはじめていました。京都店のスタッフから教えてもらったりしながら、少しずつ店舗運営についてのノウハウを勉強する日々。
そして、これまで一緒に働いてきたクリニックの同僚たちもいっぱい応援してくれました。これがいちばんありがたかった。本当に大好きな人たち。ここでの出会いや経験が、伊達でもやっていける自信をくれましたから。
そしていよいよ京都から大量の商品や什器が到着し最終的な開店準備に。
さぁ、ここからうちら夫婦の新たな一歩が始まるで!
北海道伊達市におしゃれなセレクトショップ。女性がキラキラ輝ける場所!Happyな気持ちになれる場所!
bunga伊達店はそんな存在になりたい。
オープン当日、京都店からスタッフも応援にかけつけてくれました。
販売員や企画者としてのスキルを学ぶため必死のパッチで(←関西弁丸出し)このスタッフの動きを観察しておりました。
bungaは小さいお店です。店舗ごとのスタッフが販売から商品管理、企画運営までこなします。なので、学ばなければならないことが山盛りありました。
商品も陳列し、すべての準備が整いました。
2017年12月7日 いよいよbunga伊達店の開店です。
真冬にも関わらず、オープン当初からたくさんのお客さんにお越しいただきました。
チラシなどの広告もほとんどなしで挑んだ開店でしたが、いろんな方面からお客さんに来てもらえました。
初めての接客、うまく商品説明ができなかったりしてご迷惑をおかけしました。
それでも優しく「ありがとう」と言ってお買い物してくださるお客様。
こんなお店ができて嬉しいといってくださることも多くて本当にうれしくなりました。
このオープンの日から現在で4か月が過ぎました。
まだまだ至らないところがたくさんあって、お店も進化の途中です。
慣れない環境の中、それでもここまでやってこれた自分をちょっとだけ褒めてあげようと思います。
そして、新しい一歩を踏み出すきっかけを与えてくれた夫にも感謝を。
そして、多忙な母親のいい加減な育児でも元気にスクスク育ってくれている3姉妹にも感謝。
そしてそして。
bunga伊達店を応援してくださるすべての方。
ブログをいつも読んでくださっているそこのあなた。
本当に本当にありがとうございます。
北海道に移住してから、出産で死にかけたりして正直これからの生活にちょっと怖じ気づいていた自分もいました。
でも迷いは吹っ切れました。
bunga伊達店を西胆振でいちばんのおしゃれスポットにする!!!
今の私の目標がこれです。
脳内にはいろんなアイデアがいっぱい。これをちょっとずつ形にしていきたい。
どうかこれからもbunga伊達店をよろしくお願いします。進化を見守ってください。
そして何か要望やアイデアや、なんでもいいのであれば教えてください。
bunga伊達店、藤田夫婦は必死のパッチ(2回目)で良いお店にしていこうと思っていますのでよろしくお願いします!!!

ではまた次回のブログでお会いしましょう!