体温を超すような日が続いたが、気温が30度を下回ると涼しく感じるという変な時代になって来た。私の記憶では、子供の頃に30度を超すと「異常な暑さ」だったような気がする。ここ何年かで、季節が前倒しになったような気がしている。
そこで歩いて15分ほどの「浜離宮恩賜庭園」に、少し早目だが初秋の様子を見に行った。
「潮入りの池」の向こう側に「ススキ」が見えた。
「ススキ」を調べたら、『秋の七草のひとつで、群生して草原になる。高さは1~2メートルで太くて短い地下茎があり、次々と茎を出して大きい株を作る。イネの仲間で花びらとがくはなく、「えい」と呼ばれる硬い殻からおしべとめしべが飛び出している』とあった。

ススキの近くに「ガマの穂」があった。
「ガマの穂」は子供の頃の御弁当に入っていた、「魚肉ソーセージ」のように見えるのが可笑しい。
資料によると『ガマの穂は爆発すると言われているが、火を放って爆発するわけではない。膨らんだガマの穂を手で潰すと勢いよく破れるため、「爆発する」と言われている。爆発したガマの穂からは白い綿毛が飛び出し、種を飛ばして繁殖する』とある。

潮入りの池と隅田川の間に運河がある。
この一角に水門があり、観光船が出入りしている。出入りの際は危険防止のために、必ず汽笛を鳴らす。
運河の木陰のベンチで休んでいたら、水面から魚がジャンプするのが見えた。
立ち上がって水面を見たら、アチコチで魚が飛び上がっている。
なんのために飛び上がるのだろう。これも調べてみたら、次のように出ていた。
『ボラが飛び跳ねる理由は酸素の少ない水域での呼吸補助や、寄生虫を落とす行動、外敵への警戒など複数の説がある』。
ボラがどこで飛ぶかは分からないので、この写真を撮るのに30分と30枚の撮影をした。

「ガマの穂」の少し先に「モミジ」がある。
紅葉にはまだ早いが、種を飛ばすプロペラがたくさん見えた。
プロペラの色がピンクになっているところを見ると、そろそろプロペラが飛ぶ時期のようだ。自然というものは、見ていて面白い。
色々な植物が、自分なりの種族保存方法を持っている。

公園を更に西方向へ進むと、観光船乗り場に突き当たる。
その手前に真っ赤な花が咲いている大きな木がある。
これは「アメリカディゴ」で、南米原産の樹高5~8メートルの落葉小高木で、真っ赤な蝶のような形の花を多数咲かせる。
以前にこの辺りで50センチ以上もある巨大な鞘に入った種を見たことがあり、落ちていた鞘を拾って家に持ち帰って家族を驚かせたことがある。
しかし最近は全く見なくなった。あれはアメリカディゴではなかったようだ。

庭園の出口に向かうと、L字型の水路がある。
その水路のアチコチの水面が波打っている。
遠いのでよく見えないが、小魚の群れが集まって泳いでいるように感じた。
何か確認したくて、もう少し近くから見える小橋の上に行ってみた。
そこでも小魚としか分からなかった。
家に帰ってから撮影した写真を加工し拡大してみたら、種類は分からないが大量の小さな魚だった。

水路の向こう側のL字型の角に、コサギが休んでいた。
ここは彼の定位置のようで、だいたいいつもここで見られる。
サギ類という鳥は、ほとんど動かない。
「運動不足にならないか?」と、私は変な心配をしている。

コサギを見てから、橋を渡り反対側に行ってみた。
そこには大きな「ユリノキ」が2~3本植えてあり、この花を見るのが楽しみだ。
しかしこの日はまだ花には少し早く、蕾のままだった。
資料によると『学名のtulipferaはチューリップのような花をつける。この木が日本に渡来した明治時代にはチューリップがまだポピュラーでなかったため、ギリシャ語由来の「liriodendron」、「lirioon=ユリ」、「dendron=木」を「ユリノキ」と訳し、これが和名となった』という意味だそうだ。

ユリノキ後にその先の内堀広場の休憩所に、オレンジ色の花が見えたので行ってみた。
休憩所は植物に覆われていて、中は少し暗いくらいである。
オレンジ色の花をGoogle Lensで調べてみたら、「ノウゼンカズラ」だった。
休憩所の周りはオレンジ色の花と、その種である鞘が下っていた。
資料によると「ノウゼンカズラは繁殖力が強く、根や気根が建物や周囲植物に被害を与える可能性があるため、安易に地植えするのは危険です』とある。

少し疲れたので、私はいよいよ出口に向かった。
空を見上げたら、名前は分からないが鳥の群れが、すごい速さで舞っていた。
咄嗟にカメラを向けたら、写っているかどうか心配だった。
ハッキリはしないが、この鳥は「ムクドリ」のようだった。これも調べてみたら『名前の由来は古語の「むくつけし」が由来となった信憑性が高い。名前の由来となった「むくつけき鳥」を現代語に訳すと、「品のない鳥」となる』とあった。変な名前を付けられた「ムクドリ」が気の毒だ。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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「山は暮れて 野はたそがれの すすきかな」 有名な秋の俳句。 「すすき」の群生が近頃見なくなったのも寂しいけど、まだまだ秋を感じることができるには長い暑い日を重ねなければならないようですね。
最近のYさんのコメントは「詩的」ですねー。
ありがとうございます。 当の本人の人間性とは真逆の事なんですが、、、、
kayakerさんの描かれた絵と写真に驚きを感じます。
心の伊達市民一号さんのコメントへの返信を勘違いしておりました。
kayakerさんのブログが好きで今日も検索していた続きでの勘違いでした。
kayakerさん! 失礼いたしました。