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日本橋の「ウォールアート」

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時々、中央区の観光情報を得ている「中央区百景」に、「工事仮囲いアート作品が出現」という記事が出ていた。場所は日本橋の老舗菓子店「栄太郎」のところのようだった。
そこで有楽町の床屋へ行った後に、見に行くことにした。

東京駅丸の内口から自由通路を通って日本橋口へ出て永代通りを渡り、少し右に行った「日本橋」の手前で大規模開発が行われている。
その工事中の仮囲いに、かなり長い距離でアートが描かれていた。

工事現場仮囲いの「ウォール・アート」(日本橋1丁目)

この工事は三井不動産が行っているようで、HPにウォールアートの説明が出ていた。
『日本橋リバーウォークの回遊や賑わいを創出する工事用仮囲い装飾プロジェクト「NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM」の第四弾として、・・・』

『中央区日本橋一丁目1・2地区第一種市街地再開発事業の工事用仮囲いに、アート作品を掲出。日本橋の古地図を再構成し、日本橋という場所が持つ時間の厚みと、その先に広がる未来の姿を掲示するアート作品が、日本橋の未来への期待感を高める』。

このアート作品の作者は「大巻 伸嗣」氏で、作品名は「Echoes Infinity – OLAMMVON」である。説明によると「本作は日本橋が積み重ねて来た時間の重みと、未来へ向かい進化し続ける都市の姿を映し出した美術作品です。家業の服屋で様々な文様の生地が積み上げられた、作者の幼少時代の風景がインスピレーションの元になっています』とある。

更に『背景には日本橋川周辺の古地図を再構成したイメージを用い、異なる時代の地図とシルバーシートを重ね合わせることで、江戸から現代へと続く日本橋川の流れや時間・風景を、一つの連続した時間軸として表現しています。・・・』

『再開発という変化の過程で一時的に現れる仮囲いを「これまで積み重なってきたもの」と「これから生まれるもの」とをつなぐ媒体として捉え、都市の記憶を継承しながら未来への期待を育む空間として再解釈することで、新たな街づくりへの高揚感と、これからの日本橋への期待を喚起します』とある。

アート作品の解説が難解な中にあって、これなら私にも理解出来た珍しいケースである。

このような巨大なアートの写真撮影は難しい。
全体を撮影することは出来ないからだ。その上に場所柄、人の通行量が多い。
特に動画撮影は極端に難しかった。

人が途切れた時に撮影を始めると、途中の扉から作業員が出て来る。
なんとか撮影できそうだと思ったら、角から突然、人が出て来たりとダメ出しが何度もあった。

しかし今回のウォールアートほど、長い仮囲いアートは私には初めての経験である。
このアートを作者がその場で描いたとも思えないので、その方法を調べてみたら次のような方法だった。

『原画をプリントし、フラットパネル仮囲いに下地清掃と脱脂を行い、位置出し→仮貼り→空気抜きしながら本圧着→端部の巻き込み。この方法でシーリングで仕上げる方法が一般的です。屋外のため、耐候性シートと十分な接着力、風加重への配慮が重要です』。

アート作品の長さは私の感じでは、道路の角を曲がってもあるので300メートルくらいありそうだ。このアートを展示するためには、相当の費用が掛かっていると思われる。

鳥の上に「日本橋」の文字が見える。

(おまけの話)
「行こう、行こう」と思っていて、先延ばしになっていた床屋にやっと行くことになった。
私が長年通っているのは、有楽町の「ニュー東京」である。
ここは午前8時から営業していて、10時30分までに入店すると500円の割引になる。

私はいつもCコースを頼むが、これは散髪の後に顔のクリームマッサージが付いて4300円である。早朝割引分の500円に+300円で、たるんだ顔を引き伸ばしてくれる。
男の顔は名刺代わりなので、20年前くらいから顔に投資している。
5月から500円の値上げになったが、それでも安い。

 床屋「ニュートーキョー」

床屋の近くから都バスに乗って、東京駅丸の内南口に出た。
東京駅の反対側に行くために中央出口の前を通ったら、広場が左右の2ヵ所だけ濡れている。ここだけ雨が降るわけはないので、帰ってから調べてみたら次のことが分かった。

『東京駅丸の内の「打ち水システム」とは、深さ5ミリの石畳下に散水ノズルを設け、地下水などを循環利用して自動的に打ち水を行い、夏季の路面温度を下げて歩行者空間を涼しくする水景・冷却設備』。

これは2018年から行っていてコロナの時は一時休止し、2023年から再始動したそうだ。
そんな前からやっていたとは気が付かなかったか、或いは年のせいで忘れたか?

 現代的「打ち水」

この日の最高気温は36.9度で、体温より高いので暑くて参った。
涼しい場所を求めてウォールアートから少し歩いて、日本橋三越デパートの中に入った。
中央に「OMEGA」の特別ブースが設けられていて、そこに実物大の金色の宇宙服の人の姿が見えた。

「これは何だ!?」と思ったが、説明書きは無かったので写真だけ撮って家で調べてみた。
すると『1962年に宇宙飛行士ウォルター・シラーが私物として宇宙へ持ち込み、1965年にはNASA公式備品に認定。1969年、アポロ11号でバズ・オルドリンが月面歩行したことで、「ムーン・ウォッチ」として時計史に名を刻みました』とあった。

ブログを書く度にネットで調べることが増えて知識ばかりが増えてしまうが、これが残りの人生に役立つことは特に無い。

「OMEGA」のコーナーの黄金の宇宙服を着た人

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 作者はこの超長い壁画?の原画を実際に描いたのだろうか??小さな原画を拡大プリントしているのかな??それにしてもすごい力作である。

  • 工事仮囲いアート作品は、プリントしたフィルムを張り付けるのですね。大きなシートを空気の気泡などがないようにぴったりと張り付けるのは、相当な熟練が必要と察します。この作品の色は染色の淡いグラデーションも見事に表現していて、日本の印刷技術に感動します。

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