MENU

浅草寺の「ほおずき市」

14
2

今年も7月9日と10日の2日間に、浅草寺の「ほおずき市」が開催された。
浅草は外国人観光客で溢れているので、最近はあまり行きたくないと思っている。
仲見世通りは歩けないくらいの人で埋まり、なかなか前に進めない。

観光客はそれも楽しいのかもしれない。
しかしこの日も私は特に予定が無かったので、「ほおずき市」に行くことになった。

 浅草「雷門」前

資料によると『平安時代頃より、観世音菩薩の縁日には毎月18日があてられて来たが、室町時代末期頃から「功徳日」と言われる縁日が設けられるようになった。功徳日とはその日に参拝すると、100日、1000日分などの功徳が得られるという特別な日を指す。・・・』

『功徳日は寺社によって異なるが、現在、浅草寺では月に1度、年に12回の功徳日を設けている。この内、7月10日は最大のもので、4万6000日分のお参りの功徳があるとされることから、特に「四万六千日」と呼ばれる』。

 「四万六千日特別大祈祷執行」(浅草寺)

『この数の由来は諸説あり、米の一升が米粒4万6000粒にあたり、一升と一生をかけたとも言われているが、定かではない。4万6000日はおよそ126年に相当し、人の寿命の限界とも言えるため、「一生分の功徳が得られる縁日である。・・・』

『毎年7月9日・10日に浅草寺で開かれる「ほおずき市(四万六千日」は、江戸時代から続く東京の夏の風物詩です。境内に100軒以上の「ほおずき露店」が並び、浴衣姿の人々が行き交う光景はまさに夏らしい風景です』とある。

「雷除お札」販売所

しかし現代風に考えれば、今年は7月10日にお参りすれば126年分もの功徳があっても、誰もそんなに長く生きられない。
昔は現在よりかなり平均寿命が短かったのだから、この功徳は人生の2回分になる。

私は「生まれ変わりたい」とも思っていないし、功徳は自分で勝手にやっていると思っている。・・・と言いながらも、せっかくだからと思い7月10日に「ほおずき市」に行ってみた。

 「朝顔市」(鉢植え)3000円

大混雑の中を仲見世通りを進み「宝蔵門」の手前に着くと、右側で「ほうずき市」が開催されている。
鉢植えの「ほおずき」、1枝の「ほおずき」、バラ売りの「ほおずき」が売られていた。
鉢植えは3000円もするので、1000円の枝を2本買った。

同じ浅草の鷲神社の「熊手」を買った時のような、縁起物の「シャン、シャン、シャン」も無い。「ほおずき」を見る人は多いが、買う人は非常に少ない。
江戸の風情も「インバウンド」と共に、消え去っていくのだろうか?

 「ほおずき市」(浅草寺)

「宝蔵門」を抜けて、浅草寺の本殿に向かう。
外国人も含め大勢の人達がお参りの為に、石段を埋め尽くしている。
右手に見える売店で、「雷除」の札を1000円で売っていた。

私の子供の頃に母親は子供に向かって、『お腹を出していると、雷様におへそを取られますよ』と言っていた。『ズボンの中に、チャンとシャツを入れなさい』という意味だったと思う。

最近のファッションで、へそを出して歩いている女性が多いので、「雷除」は必要だ。
「へそ出し」のあまりの多さに、雷様もへそを食べ切れないだろうと思う。

 大きな「ほおずき」

枝付きの「ほおずき」を買ったはいいが、その後に困った。
まだ六区方面を少しウロウロしてから帰ろうと考えていたので、バッグにも入れられず手に持つしかない。なんとか家まで持ち帰り、テーブルの上に飾ってみた。

浅草寺では大量の「ほおずき」で目立たなかったが、家で飾ったら華やかな感じが出た。
鉢植えではないので、2000円でどのくらいの日数を楽しめるのだろうか?

自宅に飾った「ほおずき」

(おまけの話)
暑くて食欲が無い。「うどん屋」を探したが、蕎麦屋ならあるが「うどん屋」は無い。
仕方ないので、いつもの「ひさご通り」の「めんまる」に行って、「ラーメン」を食べた。
何年前か忘れたが、私が最初に行った時は300円だったが、いまは400円になった。

道路に出したテーブル席が私の好きな席で、ここで通りを行く人達を見ながらラーメンを食べる。歩いている人の方も私を見ているが、若い頃と違って恥ずかしくない。
浅草での「人間ウォッチング」は、双方の人にとっても面白いのだ。

 「めんまる」ラーメン(400円)

暑いが六区まで歩き、サンマルクに入っていつものように「コーヒーゼリー」を注文した。
カウンター内の女性が何か言うが、よく聞こえない。
聞き直したら『コーヒーゼリーは止めになった』と言ったのだった。

そうなると他に頼みたいものが無い。
後ろに人が並んだので、仕方なく「アイスティ」を注文した。

アイスティを手に持って、ガラス窓の席に着き、そこから人間ウォッチングで楽しんだ。
薄着姿の外国人観光客が多い。ロックは彼等でも面白いのだろうか?

 「アイスティ」(サンマルク)340円

サンマルクを出たら太鼓の音がしたので、「どこだ?」と思い探したら「紙芝居屋」の太鼓の音だった。近付いて行ったら、外国人の女性が1人で紙芝居を見ていた。
驚いたのだが、紙芝居屋のオヤジは英語で紙芝居をやっていた。

私も釣られて「投げ銭」をして、「黄金バット」を見てしまった。
でも昔の黄金バットとは違い、巨大なロボットに女の子がさらわれていた。

そこに歌舞伎役者のような黄金バットが、空から助けに飛んで来た。
そして、その先は「次回」となっていた。あの紙芝居屋のオヤジは何者なんだろう?

 大道芸の「紙芝居」(浅草六区)

\ この記事をシェアする /

伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

アクセス総数
1,604,040回

コメント(2件)

  • 今日は「都心を歩かない会」の月に一度の例会日である。危険な暑さとなる猛暑日が予想されているので、幹事のH君の計らいで私たち高齢者用の「散歩道」を企画してくれている。涼しい都庁に入り「デジタルエリア」に遊び、職員食堂でランチを食べ、「フォトコンテスト」を覗き、住友ビルへ移動して企画展を2つ見学し、ビル1階のタリーズで小休止をして解散という「都心を歩かない会」らしい「散歩道」である。浅草寺の境内のホオズキ市を散歩する若向きの企画とは一線を画す年寄向きの企画である。

  • 英語での紙芝居、とても面白そうです。こういう風変わりだけど為になり面白い事を実行する人達に拍手を送ります。浅草六区では、それを受け入れる下地があるのも確認しました。

コメントを書く


心の伊達市民 第一号TOPページに戻る