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小さな話題(143)・・・佃という町

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【住吉と佃】 
中央区が山形県東根市から寄贈を受けた「さくらんぼ」の木を探しに行った時に、住吉と佃を徘徊した。丁度、6月30日だったので、住吉神社でも「茅の輪くぐり」を行っていた。

資料によると『「茅の輪くぐり」とは「茅などで作った大きな輪を神社でくぐり、「半年の罪や穢れを祓い、無病息災や厄除けを祈る神事で、6月30日の「夏越の払い」で行われる。・・・』

『その作法は先ず左回りで輪をくぐり元の位置に戻る、次に右回りにくぐって元の位置に戻る。最後にもう一度、左回りにくぐり、そのまま神前に向かい静かに参拝する』。

 「茅の輪くぐり」(住吉神社)

住吉神社では8月6日から10日まで、3年に一度の本祭が行われる。
まだ6月だというのに、もう祭の準備が始まっていた。
それが分かるのは「大幟」を立てる柱が、アチコチで見られるからだ。
祭の時にはこの支柱に18メートルの幟が立てられる。

この地区は中央区でも特別な場所で、徳川家康の江戸城入城の際に大阪から付いて来た漁師たちが祖先である。だからここには今でも「佃煮屋」が3軒も残っている。
冷蔵庫の無い時代だったので、獲れ過ぎた魚を保存食にした知恵なんだろう。

6ヵ所に立てられた大幟の「柱」と「抱木」

佃に行くと、町内の各所に「令和八年 住吉神社祭礼」のポスターが貼られている。
8日には町内の神輿が巡行する。勝どきでも、公園の隅に神輿が飾ってある。
9日には宮神輿の出番となるが、住吉神社の宮神輿は八角形をした珍しい形の神輿である。

天保9年(1838年)に作られた初代は天皇陛下の(高御座)を模したと伝わり、関東では八角形の神輿は珍しい。1962年までは「海中渡御」も行われていた。
現在の神輿は平成23年(2011年)に新調されたものである。

「住吉神社例祭」のポスター

佃小橋の上から佃堀を見ると、立札に注意書きが見える。
『この場所には江戸時代後期、寛政拾年(1798年)徳川幕府より建立を許された大幟の柱・抱が埋設されておりますので立ち入ったり掘り起こしたりしないでください。佃住吉講』と書いてあるのが見える。

3年に一度の本祭りで立てられる、広重が浮世絵で描いたような大幟の「柱」とそれを支える「抱木」が、水中にタイムカプセルのように埋められるいるのである。
私にはよく分からないが、木材を水中に沈めておいて、腐らないのか?

右手の場所から「大幟を支える柱」を掘り出した。

今年の本祭りのハイライトは8月9日の「船渡御」である。
資料によると『八角神輿を御座船に乗せ、お囃子の供船を従えて佃・月島・晴海の氏子地域を水路から巡ります。海運の守り神として信仰されて来た住吉神社ならではの神事で、・・・』

『佃公園のテラスや佃小橋、隅田川の河原敷から見送ることができる。川面を進む神輿は、ここでしか見られない光景です』。
勝どきには「お旅処」もあるのだから、勝鬨橋のこちら側にも来て欲しい。

住吉神社の正面は隅田川に面しているので、赤鳥居も隅田川に向かって立っている。
鳥居をくぐると両側には古い小さな民家が続くが、ここの住民は徳川家康に付いて来た大阪住吉・佃の子孫なのだろう。

小さな大鳥居(住吉神社)

(おまけの話)【水鳥】
佃に行くと、隅田川沿いなので、水鳥を見掛けることが多い。
特に隅田川が分岐するリバーシティ21の先端には、多くの水鳥が集まって来るようだ。
いつもいるのが「アオサギ」で、靜かに立っている場合が多いが時々、餌を探して歩く。

その歩く姿が、なんとも優雅である。
足の運びであるが、左右の足をゆっくりと運ぶ。
あまり近寄らなければ、アオサギの方も私を無視してくれる。

 「アオサギ」

2~3年前にここで「カルガモ」の親子を見たことがある。いつの頃かブログを探して見たら、6月の初めだった。ここではTVで見るような、危険な「道路の横断」は無い。
周りが水だらけだからだ。

川との境に立てられたパイプの上に「コサギ」が休んでいるのが見えた。
この鳥は臆病なのか、人の気配を感じると飛び去ってしまう。

最近の私は一眼レフカメラを持ち歩かないので、コンパクトカメラのズームで撮影する。
そうするとどうしても近くに寄らないと、映像がボケてしまう。
コサギに「ただ写真を撮るだけだよ」と心の中で言って、近付いて行く。

 「コサギ」

非常に珍しく、多数の川鵜が水面に浮かんでいるのが見えた。
こんな光景は珍しいので近づこうとすると、一斉に飛び去ってしまう。
そして少し先の水面に降り立つ。

なんとか動画を撮りたいと思い試してみるのだが、数秒の動画しか撮れない。
それでは仕方ないので、動画撮影は諦めて観察に集中した。

写真には写っていないが、実際はこの2倍以上の「川鵜」がいた。
こんなに多くの川鵜がいたのでは、隅田川の魚がいなくならないかと心配だ。

「川鵜」の大群がいた。

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(1件)

  • 神前や仏前では人は素直になれる。「茅の輪」くぐりは、神前だから素直に左回り、右回りなどと「茅の輪」の中をくぐっているいるのだろう。公園に「茅の輪」があってもとても右回り、左回りなどはやらないだろう。 当たり前である。 「茅の輪」をくぐると不思議に現世から神の世界へ移って行くような気分になる。自然に神さまの世界で手を合わせる。 ナムー!(これは仏様かな?)

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