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雨の中の羅漢像

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【成願寺の16羅漢像】
以前に私が仏像彫刻を習っていた教室が、中野坂上の「成願寺」にある。
仏像彫刻を卒業してからは成願寺に行くことも無くなったが、その近くの東京工芸大学の公開講座を受講するようになり、この寺の前を通るようになった。
なんだか懐かしく、いつも公開講座の時には立ち寄っている。

「成願寺」の「子どもを抱く」(十六羅漢像)の中の1つ。

「成願寺」は資料によると、『今から約650年前、地域を開拓し中野長者と言われていた鈴木九郎が、小田原大雄山最乗寺五世春屋宗能禅師さまの教えをもとに出家し開創した、観音様ゆかりのお寺である』。
どこの寺や神社でも、必ず由緒正しい歴史があるものだ。

 寝ている羅漢像

この寺の左手奥にある墓所には「大名・鍋島家」の墓もあり、案内板が出ている。
また境内には羅漢像が多く見られ、16体もあるようだ。

「十六羅漢像」というのは、釈迦の弟子たちの理想的な姿を現しているそうだ。
「羅漢」というのは「仏教で煩悩を断ち切り悟りを開いた聖者で、供養を受けるに相応しい尊い存在の略称」である。

 掃除をしている羅漢像

6月20日(土)に東京工芸大学で公開講座が開かれたので、出掛けて行った。
講座は「日本マンガの底力 2000年代以降青年マンガを中心に」というタイトルで、2000年頃のマンガの歴史とストーリーの話だった。

マンガがあまり好きではない私は、講座の半分で教室を出た。
天気予報では昼間は「曇り」で、午後5時過ぎから雨が降ると伝えていた。

東京工芸大学の公開講座の会場

ところが表に出たら、天気予報が外れて雨が降っていた。
折り畳み傘しか持っていないので、かなり濡れることになった。
「成願寺」の前を通るので、濡れついでと思い境内に入った。

当然だがお参りの人は誰もいない。私は雨の日に「成願寺」に入るのは初めてなので、雨に濡れる十六羅漢像の写真を撮った。

 頭を掻く羅漢像

羅漢像は「仏教で煩悩を断ち切り悟りを開いた聖者」の割には、なんだか愉快な態度である。寝ている者、掃除をしている者、子供を抱っこしている者、ただ笑っている者、仏典を読んでいる者、頭を掻いている者など、色々なことをしている。

でも難しそうな顔をして考え事をしている者はいない。なぜかみんな笑っている。
「悟りを開く」と、みんな笑うようになるのだろうか?
雨の中で濡れながら写真を撮ったが、私には「悟り」は遥か彼方のように思える。

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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