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写真で見る東京(153)都電「荒川線」

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【都電の新車両 8501号】
私の好きな都電「荒川線」(さくらトラム)に、4月16日から新車両が登場したと知った。
そこで是非とも乗ってみようと考えて、都電のサービスセンターに運行時間を問い合わせた。その結果、平日は「三ノ輪橋駅」を10時02分に出発し、「荒川車庫駅」に10時24分に到着すると分かった。

4月後半は色々と予定があったので、やっと4月30日に乗車するために出掛けて行くことが出来た。経路は「勝どき」→(大江戸線)→「門前仲町」→(東西線)→「茅場町」→(日比谷線)→「三ノ輪」→(徒歩)→「三ノ輪橋」である。家からは約45分で行けるので、早目に行って様子を見るために9時30分に三ノ輪橋駅に行った。

「都電 荒川線・三ノ輪橋駅」入口の商店街

この新車両は「8501号」で、JR九州の豪華列車「ななつ星」で知られるアーティストの水戸悦治氏のデザインである。HPによると『新車両は懐かしの山吹色を纏い、木製の内装や天井照明、換気口のデザインが特徴です。イベント時には飲食も可能なテーブルを設置することも出来ます』とある。私が乗る前から期待させる説明である。

私はシルバーパスを持っているので、通常は170円であるが新車両も無料で乗れる。
三ノ輪橋駅ではバラの花が満開で、「都電とバラ」の構図の写真と動画が撮れると思った。終点の「三ノ輪橋」だけは降車と乗車のホームが別々で、少し離れている。
そこで乗車駅側の柵の上にカメラを置いて、降車駅から「8501号」が来るのを撮影することにした。

都電は5分おきくらいに次々とやって来るので、本番の予行演習が出来た。
ところが油断していたら、降車駅に黄色の都電が入っているのが見えた。
どうやらその車両が私の目的の「8501号」のようだった。

まだ予定時間にはかなり早い。私は慌てた。
『早目に来て良かったー』と思った瞬間だった。

降車駅を出た「8501号」はゆっくりと私の待ち構えている方へ進んで来て、靜かに乗車駅で停止した。私はすぐに少し降車駅の方へ走り「バラと都電」の静止画を撮り、また走って「8501号」に飛び乗った。

「三ノ輪橋駅」に停車中の「8501号」

私が乗車すると、すぐに「8501号」は出発した。
乗客は数人で、みんなこの新型車両に乗るために来たようだった。
この電車「8501号」が特別なのは、普段の車両にはいない車掌が乗っていたことだ。

彼は乗客の質問に答えてくれる。私は質問した。
私 『サービスセンターに聞いた時間より、かなり早い出発ではないですか?』
車掌『今日は平日ではないので、GW期間中の時刻表をお見せします』。
時刻表を見せてもらったら、4月30日は平日ではなく休日時刻だったのである。

「8501号」には車掌が乗っていた。

幸いに出発時には乗客が少かったので、落ち着いて車内をゆっくり見ることが出来た。
また写真を撮るのも、特に問題なかった。みんなも車内の写真を撮っていた。
荒川遊園地が近付いて来たので、運転席の横から沿線のバラの花を動画で撮影した。

当初の私の調べでは「荒川遊園地前」の次の「荒川車庫前」駅で終点のはずだったのだが、前方の表示を見たら「王子駅前行き」と出ていた。まだもう少し乗れると思い、嬉しくなった。途中の駅からは次々と乗客が乗って来て、立っている人が増えて来た。
この電車が「8501号」と分って乗って来る人と、分かっていない人がいる。

終点の「王子駅前」に着くと、乗客はみんな降りて行った。
私はドアから出たが、その場で全員が降りるのを待った。
そして発車前の一瞬を捉えて、車内に入り乗客のいない全体の写真を撮った。

普通の都電に比べて、内装がかなり豪華に作られている。床は木製で寄木になっている。
車両前方には杉材の組子が配されていて、そこから前方が見えるようになっている。

天井照明や換気口もお洒落にデザインされている。
座席も豪華で、この電車は貸切の需要がありそうだと感じた。

「8501号」の社内光景(終点の王子駅前で撮影)

写真を撮り終ると電車は後退し、ポイントを切り替えて反対側のホームに止まった。
よく見たら行先表示が「荒川車庫前」と出ていた。
私は「え~!」と思った。「王子駅前駅」から「荒川車庫前駅」まで行くのなら、もう一度乗りたかった。しかし反対側のホームに行く前に、「8501号」は出発して行った。

まだ「8501号」は試験運転で正式な運行計画にはなっていないので、その日によって時間も行先も変るようだ。今回は少しアタフタしたが、それでも静止画、動画撮影、乗車も出来て満足な経験だった。

「王子駅前」で「8501号」は折返し「荒川車庫」に入る。

(おまけの話)
マンションのフォトサークルで、5月17日(日)の予定で「都電の貸切り」のイベントを主催した。都電の座席定員は20名なので、メンバーだけで埋まらないので有料でマンション住民の一般募集をした。その結果、マンションの住民から11名の参加希望があった。

最初に企画した時には『20名を越えたら、どうしようか?』と心配していたのだが、我々7名を入れて全員で18名となった。
エレベーターの中に募集の紙を貼ったのに、意外とみんなの興味を引かなかった。
貸切は「三ノ輪橋」から「早稲田」までの片道で、貸切料金は1万3820円だった。

 荒川遊園地近くで

一般参加の中に予想外だったが、中国人家族が2組で5名いた。
このマンションも国際化が進み、外国人も多く住んでいるようだ。
当日は貸切電車の時刻は12時57分発で、終点の早稲田には13時54分に到着する。

現地集合は10時30分と決められたが、私は早目に家を出て大塚駅から都電に乗った。
そして荒川車庫前で降りて1人で「バラと都電」の写真を撮ってから、待ち合わせ場所の「三ノ輪橋駅」へ向かった。

みんなが集まったところで自己紹介をして解散となり、12時50分に再度同じ場所に集合となった。

クラシックな「貸切車両」

12時50分過ぎに、我々が乗る予定の貸切電車がホームに入って来た。
18人で貸切ると全員が座れるので、かならゆったりだ。しかも途中駅は停まらない。
みんなそれぞれ車窓からバラを眺めたり、写真や動画を撮ったりしている。
約1時間で「早稲田」に着き、全員で記念撮影をした。

私と他の2人はここでみなと別れ、また都電に乗り「庚申塚駅」まで行った。
そしてブラブラと歩き、巣鴨地蔵通りを案内した。2人とも、ここは初めてだそうだ。
彼等はここが「おばあさんの原宿」、「赤パンツ」、「もんスラー」で有名なのを知らなかった。

 「貸切車両」の中

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • JR九州を復活させた豪華列車「ななつ星」のTV番組を見たばかりなので、アーティストの水戸悦治氏のデザインの「TODEN」に興味をひかれた。床の寄木やシートの色模様や車内の雰囲気に豪華列車の面影がある。東京都の金余り贅沢の為せる所。それもいいかなって思う。
    それにしてもシルバーパスを上手に利用して目的地三ノ輪橋駅までの経路を検索するために頭を駆使?することはボケ防止に最適である。H君はボケないだろうが。
    山吹色のTODENとバラの花満開を見てから三ノ輪橋商店街入口の寂れ具合に一抹の不安を覚えた。

  • 都電荒川線にはいろいろなスタイルの車両が走っているようで、街に変化と活気と与えているように見受けます。庶民の交通手段として、また観光にも活躍ですね。
    私も小学校一年から12年間、都電15番線で通学しました。ものすごいラッシュアワーに耐えて、サヴァイヴいたしました!(笑)

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