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写真で見る東京(139)・・・人形町B級グルメ

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人形町には時々行くので、今回は人形町のB級グルメの話である。
この街の歴史は古く、『江戸時代初期には幕府公認の遊郭があった。1657年の明暦の大火の後に、浅草寺の裏手の吉原に移転させられた。そして遊郭の移転後に、芝居小屋が集中し、その後、陰間茶屋(男色)が12軒も存在し賑わった』そうだ。

「芳味亭」(洋食店)
私と女房は「甘酒横丁」に移転する前の、古い下町風の店には度々通った。
店は普通の2階建ての民家で、ガラス戸を開けて入ると右側の一段下がった場所がキッチンだった。どうやらそこは以前は風呂場だったような感じである。

1933年の創業し、柳橋や深川の芸妓衆、明治座の俳優や歌舞伎座の役者に贔屓にされて来た。木の急階段を上り2階の座敷で食べる「ハヤシライス」が、なんとも風情があって良かった。それが2018年に甘酒横丁に移転した。

移転後の新しい店(写真)にも行ってみたが、もう情緒も無く普通の洋食店になってしまい行かなくなってしまった。

 洋食「芳味亭」(甘酒横丁)

「小春軒」
甘酒横丁の「芳味亭」の前を通り過ぎ、人形町の大通りを渡って少し行った右側に「小春軒」がある。小さな店だが創業は明治45年(1912年)と古い。100年以上も続いている店である。「かつ丼」ばかりが有名になってしまっているが、他の料理も美味しい。

「小春」という店名の由来は、「初代の小島さんが春さんと結婚したことから」は微笑ましい。昼時はいつも行列が出来ているので、私も最近は行っていない。

 日本の洋食「小春軒」

「今半」(すき焼き)
また中央通りをもと来た方に渡り、以前の「芳味亭」の近くに「今半」がある。
創業は本所で明治28年(1895年)と古い。130年以上も続いている店である。
昭和31年に今半本店として独立したが、歴史の古い店は子孫の経営権争いから分かれることが多い。

近くには肉屋も出しているが、本店で「すき焼き」を食べたことがある。
結構、値段は高い。最近は「昼はうどん」、「夜は出掛けない」ので、もう長い間行っていない。

すき焼き「今半」

「玉ひで」(親子丼)
またまた中央通りを反対側に渡り、角にあるのが「玉ひで」(創業1760年)である。
「東京しゃも」を使った「親子丼」が有名で、なんとたかが親子丼なのに2800円もする。
それでも食べたい人が多いらしく、いつも行列が出来ている。

だいぶ前に私と女房が夕食を食べに行ったら、座敷に上がる前の玄関先で女中?が『夜は親子丼だけでは出せません』と言った。私達は「しゃも鍋」(現在の値段は9500円)を食べに行ったのに、偉そうに全く失礼な話だ!! その時以来、気分が悪く行っていない。

親子丼「玉ひで」(最近になって店を建て直した)

「中山」&「てんや」(天丼)
日本橋図書館近くの路地を入ったところに、「黒天丼」で有名な「中山」がある。
店は民家のような感じで狭いが、いつも店の前には行列が出来ている。

創業は1930年とかなり古くからの「てんぷら屋」であるが、創業時は惣菜屋だったそうだ。そこで売っていた「てんぷら」が評判を呼び、「てんぷら屋」になったそうだ。
私は一度だけ行列に並び黒天丼を食べたが、行列するほどでもなかった覚えがある。

現在の値段は1320円だそうで、値段では庶民派である。
最近は天丼を食べたければ、並ばないで済む「てんや」に行く。
値段は半値くらいで、味はあまり変わらない。・・・と思う。

 黒天丼「中山」

「谷や」&「おにやんま」(うどん)
店の歴史が100年なんて当たり前の人形町だが、新しい店でも美味しい店は山ほどある。 昼飯のほとんどを「うどん」に決めている私は、新大橋通りで水天宮の近くの「谷や」に行く。

老舗の多い街でこの店は2010年の操業だからまだ若造であるが、最近は昼時はいつも行列が出来ている。「うどんは安い」ということになっているが、「谷や」のうどんは他店より少し高い。「かけ」が700円もする。天ぷらを付ければ1000円を越す。

「谷や」は人形町駅からは少し遠いので、急ぐ時は駅近くの「おにやんま」に行けば半額くらいだ。

讃岐うどん「谷や」

「はし本」(中華そば)
天丼の「中山」から新大橋通りに向かう途中に「中華そば屋」の「はし本」がある。
2022年の創業で、たまたま創業日に通り掛かったので入ってみた。
券売機で食券を買うのだが、醤油中華は780円でトッピングは叉焼が4枚だけ乗っている。

他のトッピングは全て別料金で、「ネギ」120円、「のり」120円、「メンマ」130円である。、
食券でどれかを買うと、別の皿で提供される。 私と姓が同じなので親しみを感じて、近くを通れば必ず立ち寄る美味しい中華そばである。 ただ残念なのは、麵が私の好みでない。

 中華そば「はし本」

(おまけの話)「柳家」&「鳴門鯛焼本舗」(鯛焼き)
甘いものが好きな私は、人形町に行けば「鯛焼き」を買って食べる。
有名店は甘酒横丁の「柳家」であるが、歴史も古く1916年の創業である。
店のホームページを見ると、「高級鯛焼本舗 柳家」と「高級」と書いてある。

値段も「高級」という割には200円と安いので、いつも長い行列が出来ている。
以前は柳家で鯛焼きを買っていたが、困るのは開店が12時30分なのである。
なんでそんなに遅いのか不思議だ。

開店時間と行列の長さに耐え切れず、私は駅近くの「鳴門鯛焼本舗」で買って食べてしまう。 こちらは「高級」ではないが、値段は350円である。

たい焼き「柳家」

「板倉屋」&「重盛永信堂」(人形焼)
人形町という名の通り、この街には老舗の人形焼き店が2軒ある。
1軒目は「板倉屋」で、創業は1907年である。店構えは少し暗く、店も小さい。

2軒目の「重盛永信堂」は新大橋通りと中央通りの角にあり、水天宮の向かい側の良い場所にある。創業は1905年で店もかなり広く、「ぜいたく煎餅」という変な名前の煎餅でも有名である。 人形焼き1個の値段は、どちらの店も140円からくらいだ。
なかなか1個は買いにくいので、お土産以外には滅多に買わない。

人形焼「板倉屋」

「シュークリー」(シュークリーム)
最近は洋菓子より和菓子が好きになった私だが、最後に洋菓子店を取り上げる。
この店は日本橋図書館のすぐ近くで、ここも行列が出来る店である。
創業は2008年で人形町では新人だが、まあまあの年月だと思う。

私はこの店は知らなかったのだが、以前に中央区主催の「日本語教師育成」の講座で知り合った女性から、この店のシュークリームをもらったことがキッカケだった。

シュークリームの焼き上がり時間は9時30分、12時、17時の1日3回で、その時間の前になると行列が出来る。
値段は1個340円で、それほど高くない。でももらって食べて以来、買ったことはない。

シュークリーム「シュークリー」  

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 私もランチに「うどん」を食べる。イオンフードコートにある「丸亀うどん」が多いのだが、最近八王子に「資さんうどん」というすかいらーく系列のうどん店が開店した。今日のブログでランチは「資さん」のうどんにしようと思った。そこでホームページを検索してみたら、オススメ10点の品々が出てくるのだが、面白い。うどん店なのに先ずは、「ぼたもち」が一番である。続いて「おでん」、次は「玉子付牛丼」「チキンカツ」やっとうどんが出てきたが「カツカレーうどん」となっている。品数の豊富さというよりも変わり種メニューにこれは行ってみようと思わせる。

  • さすがに人形町には古くからの店が多いですね。 いつも思うのですが、レストランや食堂の入り口で行列をして立って待つ、というメンタリティがわかりません。

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