東京地方の梅雨明けは20日頃のようだが、10日は既に最高気温が32度にもなった。
中央区役所からは「熱中症に注意」のメールが届く。そんな中でも私は出掛ける。
6月26日の新宿御苑のホームページで、「ハンゲショウが見頃です」とあったからだ。
色々と野暮用があって、「ハンゲショウ」を見に行くのが少し遅れた。
大江戸線で「新宿駅」で降りて、約10分ほど歩く。まだ午前中なのに、照り付ける太陽ですでに汗びっしょりである。
やっと新宿御苑に着き、入園料は一般(500円)であるが、シニアの私は(250円)でチケットを買う。

さすがにこの暑さでは、涼しい季節から比べたら「入園者はゼロ」と感じるくらい少ない。
私も暑さを避けて、大きな木がある右手方向に進む。
こちらは鬱蒼としていた、巨木も多くある。
しばらく進むと「落羽松(ラクウショウ)」という大きな木があるが、その下一面に変なものが突き出ている。これは「気根」というもので、酸素を吸っているのだそうだ。でもこんなに多くあると、気持ち悪い。
外国人観光客の家族が元気良く、木道を歩いて先に進んで行った。

私の今回の目的は、「ラクウショウ」の先にある「ハンゲショウ」を見ることである。
「ハンゲショウ」という言葉を初めて知ったが、これは水辺に群生する白の斑が美しい植物だそうだ。漢字では「半夏生」と書き、夏至から11日目を半夏生と呼び、その頃に花を付けることから名付けられたそうだ。
ブログを書くようになって色々と知らないことが多いので、それを調べるので知識が増えた。でもすぐ忘れるが・・・。
ハンゲショウの咲いていると思われる池に行ってみたが、なにも無い。
6月26日にホームページで見てからまだ2週間しか経っていないのに、全く何も無い。
もしかしたら場所が違うのかもしれなかったが、暑いので諦めた。

池から先は太陽から隠れる場所が少なくなる。
旧御涼亭の向い側には、芝生が広がっている。
ところどころに木があるのだが、その下には必ず観光客が座っている。
彼等も暑さを避けて、この木陰から出られないのだろう。
「暑い! 暑い!」と言っているのは、私だけではないようだ。

木の下はいっぱいなので、私は先に進む。
少し行くと大きな木が、地面近くまで枝を広げていた。
多分だが、この木は「ヒマラヤシーダー」ではないかと思う。
私は木の下に入り座って持参したポットから冷たい水を飲んだら、やっと少し生き返った気持ちになった。枝越しに見えたが、外国人の若者4人が暑い日差しの中を歩いている。
4人共「半ズボン」だが、日本人は暑くても半ズボンの人は少ない。
これも文化なのかもしれない。

少し元気が出たので、最終目的地の「プラタナス並木」を見に行くことにした。
ここは新宿門から入ると一番奥に当り、かなり遠い。
秋になると紅葉が綺麗だが、夏も緑で悪くない。でもほとんどの人はここまで来ない。
珍しく外国人観光客の家族連れがやって来た。そしてプラタナスの木陰に入り、一息入れていた。だが彼女達はプラタナスには興味が無いらしく、隣のバラ園に去って行った。

私はしばらくプラタナス並木のベンチで休み、来る時に買って来たお弁当を食べた。
もっとゆっくりしようと思っているのに、非情にも太陽は動いて行き、どこのベンチにも日影が無くなってしまった。仕方ないのでもう帰ろうと思い、公園の中央の場所に出た。
遠くに2人の若い女性が日焼けを楽しんでいるらしく、芝生の上で腹這いになっているのが見えた。そんなバカなことをすると、「熱中症になるか」、「年を取ったらシミだらけになる」と注意したかった。

中央に立ち新宿門の方向を見たが、誰もいない。
桜の季節なら大変な人混みになるのに、こんな光景は滅多に見られない。
私にはこの光景は、ゴルフ場のパー5のロングホールに見える。
ここから一番近い出口は「大手門」であるが、そこまで行くのに日陰は無い。
ヨロヨロとしながら出口に向かったら、入って来る外国人観光客が4組くらいいた。
「帽子も被らずでは、熱中症になるよ!』と注意したかった。

(おまけの話)
暑さに負け熱中症を恐れ、早々に大手門から出て公園沿いのわき道に入った。
ここは周りに気が植えられていて、散策路はあまり陽が当たらない。
派手な色の「オニユリ」が見えた。
その脇には枯れた小川があるが、これは多摩川上水が源流であるという覚えがある。
まだ同級生のみんなが元気な時に「羽村から新宿御苑」まで、多摩川上水を辿る歩きをした。昔の思い出の場所に行くと、一緒に歩いた亡くなった友人達のことが頭に浮かび悲しくなる。

強烈な暑さの中をヨロヨロと新宿駅に向かっていたら、画材の「世界堂」の前に看板が出ていて、見たことのある顔があった。「ここで涼もう!」と思い店内に入った。
そこではテレビのバラエティ番組に出ている「野村 重存氏」の展示販売会をやっていた。
顔は知っていたが、名前を初めて知った。
木曜日の午後7時から6チャンネルの「プレバト」の「水彩画」の講師だった。
「プレバト」とは「プレッシャー・バトル」の略で、芸能人が各ジャンルで腕を競うのである。
放送開始の頃は「俳句」のみで、講師の「夏井いつき」の解説が辛辣で面白かった。
その後、ジャンルが増えて、スプレーアート、水彩画、消しゴムハンコ、バナナ・アート、生け花、色鉛筆も出て来た。
水彩画の講師の野村 重存の展示会は6階で行われていたが、あまり見に来ている人はいなかった。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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夏本番の災害級の暑さ到来!!とTV番組が叫んでおります。昨日の太宰府天満宮では、39℃超えの酷暑日まであと一歩!という暑さでした。新宿御苑の暑さの中のブログ取材に命を懸けて挑戦する姿に感動を超えて脅威すら覚えます。これから関東地方も梅雨明け宣言後に「夏本番」がやってくるのでしょう。今年の夏は恐ろしい!!
いつも思いますが、炎天下で働かなくてはならない人々の健康は如何なるものでしょう。屋根工事業者、屋上に取り付けるタンクや機器の業者、建設現場、等々。
Hさんもブログ取材よりも、健康を第一にしてください。夏場は隔日にしても、いいのでは?