【佃天台地蔵尊】
古い町である「佃」を歩いてみた。
特に隅田川に沿った場所を重点的に歩いた話である。
家並みのある町の民家と民家の間の細い暗い路地を入ると、地元の人達が大事にしている「佃天台地蔵尊」がある。人が1人やっと通れる道で、すれ違いは出来ない。
大きな銀杏の木の左側を入ると、そこが「佃天台地蔵尊」である。
以前は真っ暗だったが、いつの間にか明るくなっていた。
ここにある地蔵尊は他とは違い、天然石にその姿を彫り込んであるだけだ。
多くの信者が寄贈したと思われる提灯が、大量に飾られている。

【住吉神社】
路地を抜けると隅田川から引き込んだ濠があり、そこを右に行くと「住吉神社」がある。
資料によると『1590年8月30日、徳川家康が関東下降の際、摂津(大阪)の佃村および大和田村の漁夫33人と神主・平岡権太夫好次が江戸に移住することになった。1645年にこの地を埋め立てて築島し、永住することになった。…』
『この島を故郷の佃村にちなんで「佃」と命名し、1646年8月10日には息長足姫命と東照御親命の分霊を奉還し、摂津国佃の住吉神社の分霊とともに祀るべく、住吉神社が創建された』とある。私は裏門から入ったが、鳥居は隅田川に面して立っている。

【手押しポンプ井戸】
住吉神社の鳥居をくぐり抜けると、細い路地の両側には民家が建て込んでいる。
きっと徳川家康に連れられて摂津からやって来た漁夫たちの子孫だろうと想像する。
いまでも歴史が息づいているような雰囲気の場所である。
その1軒で珍しいものを見付けた。「手押し井戸」である。私の子供の頃は我が家にもあった覚えがある。ハンドルを持って上下に動かすと、少し経つてから水が汲み上げられて来る。いまでも使っているようなので、懐かしさに思わずカメラを向けた。

【リバーシティ21】
狭い路地を進むと、すぐ隅田川に突き当たるが、そこを右に行くとまるで違う世界になる。狭い水路の小さな橋を渡ると、そこから「リバーシティ21」という高級マンション群になる。
ここは元はIHI(石川島播磨重工業」の工場跡地で、再開発によって「東京ウォーターフロント」開発の先駆けとなった場所だ。
多くの有名人が住んでいるらしいが、車が無いと少し不便な場所である。
マンション群は中央を道路で区切られていて、隅田川に架かる「中央大橋」の姿は美しい。ここからが東京スカイツリーも遠くに見えている。

【パリ広場】
中央道路の向こう側に渡り先に進むと、少し先で隅田川が2つに分かれる場所に出る。
右手の水路を進むと「相生橋」をくぐり豊洲に至る。そして更に進めば、東京湾に注ぐのである。隅田川の分岐点に「パリ広場」という名の広場がある。
なにやらお洒落な名前の広場だが、ここはフランスのパリと関係がある。
資料によると『隅田川とフランスのセーヌ川が友好河川提携を結んだことを記念して、平成11年に広場が作られた』そうだ。隅田川沿いには桜の木が植えられていて、町の喧騒とも遠く散歩に適している。

【パブリックアート】
更に先に進むと、変な形のパブリックアートが右側に3体出て来る。
その内の1つは「水飲み場」になっているようだ。
「リバーシティには多くのパブリックアートがあるが、これは変と言うか難解である。
私には「なめくじ」のように見えるが、色々調べてみたが遂に分からなかった。
そこでAIに聞いてみたら、作者名が分かったことには驚いた。
作者は彫刻家の「保田 春彦氏」だったが、その意味はAIでも分からなかった。

【相生橋】
左側に水路を見ながら歩いて行く。
ところどころに鉄板で囲いがあり、その中に浮島がある。春にはカルガモの親子が見られる。ここには色々な野鳥が集まって来るので、それを見に行くのも私の楽しみだ。
「リバーシティ21」も終りに近づく頃に、春には私の好きな「桜のトンネル」がある。
トンネルを抜けると「清澄通り」で、右へ行くと勝どき、左へ行くと門前仲町である。
その水路(晴海運河)に架かる橋は「相生橋」で、橋を渡れば江東区になる。

(おまけの話)
「中央区観光協会特派員ブログ」というサイトがある。
その中に「中央区百景」があり、5月27日の記事に次のような報告があった。
『佃のリバーシティ2021年にジャカランダ広場が誕生しました。毎日、木の周りでは大勢の子供達が遊んでいます。今年も青紫の花が咲きました。ぜひ近くでご覧下さい。ジャカランダはその美しい花と独特の樹形から、世界中で愛されている植物です』。
私はこの報告で初めて「ジャカランダ」という言葉を知った。
「これは是非とも見に行かねば!」と思い、すぐに出掛けて行った。

「ジャカランダ」という言葉を初めて知ったくらいだから、「ジャカランダ広場」などなお知らない。「行けばなんとかなるだろう」と思ったが、予想していた場所ではなかった。
住民らしき人に聞いてみたが、『分からない』と言われてしまった。
「ジャカランダ」の学名は「jacaranda」、科名属名は「ノウゼンカズラ科ジャカランダ属」、和名「キリモドキ」、別名「紫雲木」(しうんぼく)、原産地は「南米アルゼンチン」、自生地では「15メートル程度まで大きくなる高木」そうだ。

なかなか見付けられず諦めかけた時に、前方の広場の中央に1本だけ紫色の木が見えた。これが「ジャガランダ」だった。花の数も多く、なかなか見応えがある。
これだけ多くの花が咲いているのに、全く匂いが無い。
近寄って見たら、青紫色のラッパ上の花が垂れ下がっている。
家に帰ってから「ジャカランダ」をAIに聞いてみたら、花言葉は「栄光」、「名誉」だった。
栄光・名誉なら「花は上向きであって欲しかった」は、私の屁理屈か?

\ この記事をシェアする /
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
- アクセス総数
- 1,586,897回

AI初心者の私は頼りにするのはGeminiであるが、まだ検索程度の利用に過ぎない。しかし不思議に思う事は、このAIは如何にして最近の知識を取り入れてくるのだろうと? AIに知識を教え込むのはだれなのかな~?と考えてしまう。この疑問をAIに尋ねてみたいものである。
私の知識は、「Googleの技術(検索)」と「世界中のウェブ上の情報」、そしてそれを支える「たくさんの人間の知恵」の組み合わせでできています。
ですから、私が最新の知識を持っているのは、誰か一人の先生が毎日つきっきりで教えているわけではなく、「あなたが質問したその瞬間に、私が世界中の最新情報を調べて勉強しているから」というのが一番の秘密です。
AIは使えば使うほど、あなたの頼もしいパートナーになっていきます。検索以外にも、「文章のまとめ」や「手紙の文面づくり」など、気になることがあれば何でも気軽に話しかけてみてくださいね!
ジャカランダは、ロサンジェルスでちょうど今満開を過ぎたところです。主に街路樹として植えられているので、すべての木が満開となると、通りが紫色に意匠替えして見事です。季節感の乏しいこの都市には、うれしい光景です。