■首相官邸の幽霊
東京の永田町にある国会議事堂の向かい側に、首相官邸と首相公邸がありますが、これは2004年に新しく建てられたもので、老朽化やセキュリティ対策のための一新だそうですが、実は裏の理由があるらしい…それは、旧官邸・公邸に”幽霊が出る”からで…。
大戦をまたぐ73年間、激動の歴史の中で、旧官邸・公邸では2度の歴史的な殺人事件が起こっていて、1つめは515事件…。青年将校らが起こしたクーデターによって、当時の犬養毅首相が暗殺された…。もう1つは226事件。陸軍の青年将校らによる大規模なクーデター事件で、当時の首相 岡田啓介は難を逃れましたが、警察官ら4人が亡くなった…。

その後、公邸に住む首相たちも、幽霊に悩まされたみたいで、羽田孜元首相を訪ねた知人は、首相公邸の中庭でたくさんの軍服姿の幽霊を目撃し、お祓いが行われたという…。
首相官邸・公邸での幽霊話は、関係者の間では有名だったそうなんですが、公にされる事はなかったのだけど、森喜朗元首相は自身の体験した事をマスコミに語った事があった…。

現在、旧公邸は取り壊されましたが、旧官邸は移築され改装をして、新公邸に生まれ変わったのだけど、2013年に総理大臣に就任した安倍晋三首相も、公邸にはいつかなかった…。「幽霊が出るからか?」と国会で質問主意書まで提出されましたが、真相は定かではない…。