■将棋
最近、中学生のプロ棋士が何連勝したとかで、話題になっていた将棋…「レジャー白書」によると、将棋人口はおよそ670万人とみられ、減少してるとはいえまだまだ一大勢力ですよね…?街角の将棋センターの代わりに、ネット対局のサイトでは会員を伸ばしているらしい…。
将棋のルーツは、古代インドにあると言われていて、紀元前3世紀にはすでに成立し、”チャトランガ”と呼ばれていたようで、このゲームが東に東にと伝わって行く…。ミャンマーのシットゥイン、タイのマークルック、そして中国の象棋(シャンチー)、韓国の将棋(チャンギ)等、ルールはまちまちですがアジア各地にインド由来の将棋が現存して今でも遊ばれている…。

これには諸説ありますが、大陸と島国の発想の違いではないか?と言われている。隣国が地続きで、いつ敵の来襲があるか分からない大陸では、相手を殺し尽くさなくてはならなかった…。捕虜を味方として再利用する考えはない…ただ、日本は、戦国時代に内乱が続いたとはいえ、しょせんは同じ民族で、敵を自軍に取り入れる事も戦略の一つですからね…。
こうして庶民の娯楽として普及して行った将棋…。街角や銭湯で指し合う姿もよく見られた時代もあった。この時、周囲の野次馬はアレコレと論評したり、口を挟みたがるものでしょうが、打っている本人たちにとってみたら、うっとうしい事この上ない…。時に殺意を抱いてもおかしくない訳で…そう!首をはねて殺されても…。
