■高千穂峰
天孫降臨、三種の神器をたずさえたニニギノミコトが高天原から地上へと降り立ったのが、この高千穂峰ですよね?日本神話の現場は各地にあるのだけど、その中でも筆頭にあげられる最大の聖域が、高千穂峰でその山頂です。
頂上に突き立つ天逆鉾は、イザナギとイザナミが大地をつくった天沼鉾とも、三種の神器である草薙剣とも同一視されている。ロマン溢れる聖剣伝説で、草薙剣は熱田神宮にあるともされている…。まぁ、逆に言えば、高千穂に刺さった鉾については公式の由来はよく分かっていない…。そもそも過去あった鉾は噴火により折れてしまったため、現在のものはレプリカだそうで…。破損した本物は行方不明となっているようで、それもまたオカルト的興奮をかきたてている…。

神話の舞台という事だから、心霊スポットというよりも、パワースポットとしての人気も高い。ふもとの霧島神宮も含め、火山帯という事から”龍脈”に位置するとされ、それだけに九州最大、いや日本最大のエネルギーが流れる場所といった評判も囁かれている。また山頂ではUFOの目撃談も多く、それらは神話に登場する「天の鳥船」ではないか?とも言われている…。

ちなみにですけど、付近一帯は今でも活発な火山活動が続いていて、登山禁止となる場合もありますので、注意です。