■コトパクシ号
マイアミとプエルトリコとバミューダを結ぶ”魔の三角海域”をバミューダ・トライアングルと言われ、過去に多数の航空機や船舶が謎めいた消滅、失踪を遂げて来た事は、皆さんもよくご存じの事と思います。現在でも恐れられるその海域の伝説に、2015年5月に驚きの新事件が加わった…。
同月16日早朝、ハバナに向かって進んで来る旧式の蒸気船をキューバの沿岸保全員が発見…。乗務員の姿はなく、発見された航海日誌で、その船が蒸気貨物船「コトパクシ号」だと判明した!ただ、驚く事に、この船は1925年11月29日、アメリカのサウスカロライナ州チャールストンからキューバのハバナ島に向かって出航したもので、32人の乗務員と2340トンの石炭を積んだまま行方不明となって、以来、90年の長い年月にわたって消滅していたのさ…。

たださ、90年間も、一体どこをどうさまよっていたんでしょうかね?世界の海を漂っていたら、他の船舶や各国海軍等のレーダーが捉えていてもおかしくないですよね…?何よりも32人の乗務員は、死体すらなくて、文字通り消えている訳で…。

キューバの内閣府副大臣のアベラード・コロメ将軍を筆頭に各閣僚は、コトパクシ号の消失と再出現の謎について徹底的な調査をする!と宣言した…ただ、残念な事に何故か未だに続報は出て来てはいない…。