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[2015.11.15]
■おばあちゃんの1万円
 不思議な事はこの世の中たくさんあるようで、これは私がとある方から聞いた話なのですが、その彼は、小さい時からとってもおばあちゃん子で、おばあちゃんの事が大好きだったそうなんです。というのも、子供の時からおばあちゃんの所に行くと、必ずいつも1万円をくれたんだそうです…。 


 今はどうなのか分かりませんが、私が子供の時の1万円と言ったら、えらい大金な訳で、行く度に必ず1万円をくれるおばあちゃんだから、そりゃ大好きにもなるかも知れませんね…。 
 
 お盆だろうが、正月のお年玉だろうが、誕生日だろうが、ただ遊びに行っても必ず1万円をいただけたそうなんです。 
 ただ、彼も実家を離れ、東京に出て来た彼の元に、ある日彼の母親から電話が来て、「おばあちゃんが危篤…」という事を伝えられたそうなんです。あれだけ優しかったおばあちゃんに、東京に出て来てからは、なかなか会えずにいた彼は、その連絡があってすぐに帰りたかったようなのですが、その日は手を放す事が出来ない仕事の都合で、故郷に帰るのが少し遅くなってしまったそうです。 
 
 急いで、電車に乗り帰ったのですが、最寄りの駅にはその電車は着かず、その手前の駅で降り、その駅から結構な距離をタクシーに乗っておばあちゃんの所に向かったのですが、結局おばあちゃんの死に目には、間に合わなかったようなの…。 
 
 自分の親や親戚縁者が集まる中、彼はおばあちゃんに詫びたそうなんです。「おばあちゃんごめんね…」と…そうすると、母親からコレと渡される物があり、「最後にコレおばあちゃんからあんたに…って渡された」とおばあちゃんが使っていた赤い財布を渡されたそうなんです。 
 
 ある意味形見という代物で、可愛がっていたあんたにおばあちゃんが渡して欲しいと言われたそうで…その中には”15610円”が入っていて、おばあちゃんは、最後まで自分に1万円を用意してくれていたんだ…と涙したそうです。 
 最後だからこの赤い財布ごと自分にくれたんだなぁ 
と思ったって…でも、その時彼は気づいたそうなんです。15610円、彼がその駅からおばあちゃんの所に来るためのタクシー料金が、”5610円”だったんだそうです。おばあちゃんは、いつものように1万円と自分の所に来るためのタクシー料金を予知して用意してくれていたんだと…涙が止まらなかったそうなんです。 
 
 心霊現象や超常現象を信じない方は結構いますが、虫の知らせみたいのは信じるという方も多いですよね…。ある方なんかは、父親が高校の時、入院していてその日に限って、学校に行きたくなく、父親の病院に行ってみたら、母親が血相を変えて来て、父親の死に目に会えたという方もいます。 
 
 こんな体験をした方結構多いでしょうね…私もありますもん。そんな話のお持ちの方は是非ご一報を…。 
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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