■美人になれる神水
美御前社(うつくしごぜんしゃ)という社を知ってますかね?京都の八坂神社って知らない方がいないほど有名な神社ですよね?ところが、その八坂神社の境内にある美御前社の存在は意外と知られていないようで…。八坂神社本殿の東側にあるこの美御前社は、知る人ぞ知る京都の舞妓さんや芸妓さん御用達の”美人になれるご利益スポット”なんですよ…。
美御前社には、3人の女性の神様である市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)と多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)が祀られているのだけど、この三神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)と天照大神(あまてらすおおみかみ)との間に生まれた宗像三女神として信仰を集めて来た。
なかでも飛び抜けて美人の神様として人気なのが市杵島比売命なんですが、弁財天や美貌の女神とされる吉祥天と同一視されていた事もあって、財福、芸能、美貌の神として信仰されている。

実は、この美御前社に参拝する時には、是非覚えておいてほしい事があるのだけど、八坂神社の境内に湧く水の力を借りると、より効果的な参拝が出来るとされている。
まずは、本殿から美御前社に回る途中に湧いているのが「祇園神水」と言うのだけど、その神水を飲んでから美御前社に参拝すると、ご利益が大きくなるそうなの…。

女性にとって美は力!というのは昔も今も変わらないのか、美御前社は花街として栄えて来た祇園の女性たちに力を与え続けて来た聖地なのは間違いない…。
立派なパワースポットであるので、理容師さんや美容師さん、もちろん女性の方は、京都に行ったらアクセスも便利なので、是非にお参りを…。