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[2012.10.15]
■トレパネーション
 トレパネーションという言葉を皆さん知ってますかね?頭皮を切開して頭蓋骨に穴を開ける民間療法の一種で、人類最古の手術の一つだ!とされており、髄膜炎や癇癪の治療として行なわれて来た。また、第六感を目覚めさせる禁断の手術とも言われていますわ…。 


 「トレパネーション」という名称は、頭に穴を開ける際に「トレパン」という器具を使う事に由来していて、現在は電気ドリルで穴を開けているらしい…。 
 
 この手術を受けた者は、それまでの倦怠感がウソのように消え失せ、幸福でエネルギッシュな気分になって、高度な意識に目覚め、些細な問題等は気にせず最高の気分が持続するのだ!という…。 
 また、こんな事にも協会があるのが怖いけど、国際トレパネーション唱道会を主催しているピート・ハルヴォーソンという方は、その効果についてこう語っている。「トレパネーションを行う事で、自分の思うがままに脳の中を活発化させる事が出来、一生を通して最高の気分になれます」と…果たして、そんな夢のような話が本当なんでしょうかね?ただ、ハルヴォーン氏も実際にトレパーション手術を受けた人物であり、それまでの鬱症状がウソのように治った!という。その実体験を元に、彼はトレパネーションの普及に務めているのだそうなんだけど…。 
 
 たださ当然の事ながら「頭蓋骨に穴を開ける」という、一見危険な手術のやり方が、トレパネーションの普及を阻害する要因であって、ハルヴォーン氏の妻は、鬱病に悩まされており、彼は病院にトレパネーションの施術を依頼したが、「危険すぎる」という理由で拒否されてしまった…。その後、妻は亡くなっているのだが「手術を受けていたら、妻は今でも元気なはずだ!」と氏は主張している。 
 その一方で「トレパネーションの効果には科学的根拠がない」と否定する医師も少なくない!アメリカの神経学者、ロバート・ダロフ氏は「トレパネーションはあきらかにデタラメ!大事な頭蓋骨に穴を開けたままにしておくのは危険過ぎる。感染症や様々な危険が伴う」と、トレパネーションに対して警鐘を鳴らしている。 
 
 多くの専門家は当然の事ながら「科学的見地」の視点からトレパネーションを否定している…。たださ、現在でもこの施術は海外では行われていて、世の中には科学だけでは語りきれない事象も多く存在しているのも事実だからね…。トレパネーションも、そんな非科学的な現象の一種なのかも知れませんが、いくら毎日ハイでいれるとしても、私は自分の脳を自分で触れるような施術は遠慮しておきますけど(笑)。 
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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