■真 ノストラダムスの予言
最近、マスメディアの多くで騒がれているのが、”2012年人類滅亡説”で、その理由はフォンベルト説、異常気象説等、様々ですよね?これまでの歴史においても、人類滅亡説は幾度も噂されて来たのだけど、中でも記憶に新しいのはノストラダムスの予言ではないでしょうか?
ノストラダムスは、1503年、南フランスはプロヴァンスのサン・レミイという地に生まれたユダヤ系医師で、63年の生涯を閉じるまで、多くの予言を残したとされている…。
彼の予言書は「サンチュリー(百詩篇)」と呼ばれ一巻、四行詩が百篇集まって出来ていて、有名なところでは、フランス革命やルイ16世の死、ナポレオンの権力奪取や没落、第一次世界大戦、ロシア革命やヒトラーの躍進から死、更に核兵器の記述からエイズウィルスの蔓延をも予言されているという…。ある研究家の意見によると、彼の予言は20世紀を遥かに越えた、遠い未来にまで及んでいて、例えば、第三次世界大戦で、地球は壊滅的な崩壊を迎える予言をしている。そこで、出てくるのが、例の有名な詩ですわ…。

空から恐怖の大王が降ってくる
アンゴルモアの大王復活し
その前後にマルスが支配せん
1999年だから、終わった!なんて思っている方には悲報なんだけど、実は最近になって浮上し始めているらしい…。実は、ノストラダムスが予言した終末の年は1999年ではなかったのではないか?という疑いがある!ノストラダムスは「カバラ数秘術」という占いに使う計算法を使って予言を記しているのだけど、予言が翻訳される際に、本来足されなければならない「13」という数字が足されず、間違った年代が出されてしまった!という事は、世界の終焉は1999+13=2012 2012年に訪れる可能性がある!という事になる。
2012年に人類が滅亡する!と予言しているのはノストラダムスだけではなく、前にもチラッと書いたけど、紀元前2600年頃から約4000年もの間、中央アメリカに反映していたマヤ文明も、2012年という年代を予言している。古代マヤ人たちは、高度な数学と天文学から生み出されたマヤ暦を使い予言を残した。暦のサイクルが金星のサイクルと一致しているから、古代マヤ人は金星から来た金星人だったのでは?なんて憶測もあるけど…。5128年を一周期とした長期計算法を使うマヤ暦によると、紀元前3114年にスタートした「第5の太陽の時代」、つまり現代は2012年に終了するそうで、実際にマヤ暦は2012年12月22日で終わっている…。それは、つまりこの世の終わりを意味している…。

奇妙な事に、これらの予言者が残した人類滅亡の年は、ほぼ同時期で、ノストラダムスが予言した真の終末が2012年だとしたら、単なる偶然では済まないのではないでしょうか?2012年は、来年ですよね…?